7日(日)に第72回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学女子選手権大会ミキプルーンスーパーカレッジバレー2025の決勝が行われ、東京⼥⼦体育⼤学と鹿屋体育大学が対戦した。
準決勝で明海大学を破り、49年ぶりの決勝進出を決めた東京⼥⼦体育⼤学と、大会2連覇中の筑波大学に勝利し、5年ぶりに決勝へ駒を進めた鹿屋体育大学の一戦。東⼥体は、アンダーカテゴリーの世界大会でも活躍するオポジットの佐藤彩夏らがスタメンに名を連ねた。鹿屋体育は、ビーチバレーとの二刀流で活動する1年生の森川仁湖など、4年生から1年生まで幅広い選手起用となった。
第1セットは鹿屋体育が6-0と一気に先行する入りに。その後も、攻守で優位に立つ鹿屋体育は12-4と点差を広げる。しかし、中盤から終盤にかけて東⼥体が怒涛の追い上げを見せる。東⼥体に迫られた鹿屋体育だったが、25-23の僅差で第1セットを取り切る。
続く第2セットは序盤、東⼥体が前に出る。その後も徐々に点差を広げていった東⼥体は25-19でこのセットを取り返す。第3セットも勢いに乗る東⼥体がリードする入りとなった。このセットも終盤まで点差をキープした東⼥体。最後は佐藤がスパイクを決め切り、第3セットを取り切った。
第4セットの序盤は両者譲らず、拮抗した展開が続いた。中盤、膠着状態を抜け出した東⼥体は、佐藤を中心として一気に点差を広げていく。その後も東⼥体の勢いは止まらず。最後はブロックで東⼥体が得点。第4セットを取った東⼥体がセットカウント3-1で勝利を飾った。
第1セットの序盤こそ苦戦した東⼥体だったが、第2セット以降は強さを見せ、55年ぶり2回目の全日本インカレ優勝を掴み取った。MIPには東⼥体の佐藤が選ばれている。
一方、5年ぶりの優勝を目指した鹿屋体育だったが惜しくも2位となった。
■試合結果
東京⼥⼦体育⼤学 3-1 鹿屋体育大学
第1セット 23-25
第2セット 25-19
第3セット 25-19
第4セット 25-17




