欧州バレーボール連盟(CEV)が開催するCEVチャレンジカップの本選ラウンドが11日(木)に行われ、大塚達宣が所属するセリエAのミラノは、アウェーでマケドニアのOK Stip UGDと対戦した。
ミラノにとってはCEVカップの初戦となる今試合で、大塚は先発起用された。第1セット、序盤からミラノがリードを奪う。相手の攻撃をブロックで阻み、逆に自分たちの攻撃はしっかりと決め切るミラノが徐々に点差を離していき、25-12という大差でまずはこのセットを先取した。
続く第2セット、スタートは0-3とリードを許し立ち上がりが悪かったミラノだが、大塚のサーブポイント、ミドルブロッカーのネマニャ・マシュロヴィッチのブロックポイントで逆転に成功する。中盤から終盤にかけてはミラノのペースで試合が進み、1セット目同様点差を離していく。このセットも25-14と大きく引き離してセットを制したミラノが勝利に王手をかけた。
第3セットの序盤は拮抗した試合展開となるが、中盤で前に出たのはミラノだった。大塚は要所でスパイクを決め、ブロックでも得点を決める。このセットの出だしから好調なブロックで相手の攻撃を阻んだミラノが徐々にリードを広げマッチポイントを握った。そこから追い上げを見せたOK Stip UGDだったが、ミラノが逃げ切って25点目を取り、ストレートでの勝利となった。
大塚は今試合ですべてのセットにスタメン起用され、サービスエース2本とブロックポイント1本を含む両チーム最多タイの10得点をあげ勝利に貢献した。本選ラウンドの初戦を白星発進したミラノ。次戦の2ndレグは、ミラノのホームで2026年1月7日(水)1:30より同じくマケドニアのOK Stip UGDとの試合が控えている。
■試合結果
OK Stip UGD(マケドニア) 0-3 ミラノ(イタリア)
第1セット 12-25
第2セット 14-25
第3セット 20-25




