令和7年度天皇杯・皇后杯 JVA全日本バレーボール選手権大会のファイナルラウンドが11日(木)に開幕。東京体育館で天皇杯1回戦が行われた。

 この日唯一行われる天皇杯の試合。筑波大学(茨城・大学)とGRiNSHĀMO KAGAWA(香川・実業団)の対決となった。

 全日本インカレを戦ったばかりの筑波大は、キャプテンの山下彪ら主力を起用するも、牧大晃は全日本インカレに続き欠場となった。一方のGRiNSHĀMOは控えも合わせて8人のメンバーで臨む。

 試合は序盤から筑波大が圧倒。サイドアウトでもブレイクでも自分たちのバレーを展開し、点差を広げていく。第1セットは25-11で筑波大が制した。

 続く2セット目は余裕が出てきたGRiNSHĀMOがリードを奪う場面も。序盤は接戦で進む。それでも、随所で山下の迫力のあるクイックや山本快の打点の高いスパイク、亀岡聖成の強烈なサーブで試合の主導権を握っていく筑波大。そのまま点差を離していき、25-16でこのセットも奪った。

 第3セットもGRiNSHĀMOは食らいつくが、高さとパワーで勝る筑波大。20-16とこのセットも先にスコアを20点台に乗せる。そのままセットを奪い、ストレートで勝利した。

 唯一の1回戦に勝利した筑波大は、12日(金)の12時から2回戦でヴォレアス北海道(北海道・SV)と対戦する。

■試合結果

筑波大学 3-0 GRiNSHĀMO KAGAWA

第1セット 25-11
第2セット 25-16
第3セット 25-20

この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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