バレーボールの天皇杯・皇后杯全日本選手権大会のファイナルラウンド1回戦が11日(木)に東京体育館で行われ、 筑波大学が初戦を突破した。試合後、3年生キャプテンの山下彪がインタビューに応じた。
1回戦では、香川の実業団クラブであるGRiNSHĀMO KAGAWA相手にストレート勝ち(25-11、25-16、25-20)。特に第1セットでは相手を圧倒していたが、山下は「良くないプレーが何本か出ましたが、練習している形が出ていた」と試合を総括。「初日にしてはコンビの精度も割と合っている」と手応えを口にした。
先日の全日本インカレではベスト16という悔しい結果に終わった筑波大。短期間での立て直しが求められる中、チームは全体ミーティングを行い、今大会へ向けて徹底した「意思統一」を図ったという。山下は「天皇杯はこの位置付けでいく、と全員で確認してから練習しました。それが今日、いい形で試合に出たのかなと思います」と振り返った。
組み合わせの関係で全チームで唯一の1回戦を戦った筑波大。2回戦の相手は、国内最高峰SVリーグに所属するヴォレアス北海道に決まった。格上との対戦となるが、 「相手はSVのチームですが、憶することなく、自分たちはチャレンジャー。プレーが萎縮することのないよう、今日よりもっとフレッシュに、チーム全体でやっていきたいです」と誓った。
ヴォレアスとの2回戦は12日(金)の12時から行われる。




