[写真]=須田康暉

 令和7年度天皇杯・皇后杯 全日本バレーボール選手権大会のファイナルラウンドは12月11日(木)から東京体育館で開催。

 12日に行われた皇后杯ファイナルラウンド2回戦では、大阪産業大学(大阪・大学)と長野☆GaRons(長野・V)が対戦した。

 試合は第1セットから両者譲らず一進一退の攻防が続く中、中盤から一歩抜け出したのは大阪産業大。栗山弥葵を中心に攻撃を組み立て、V.LEAGUE MENで現在7位の長野☆GaRonsを突き放し、25-20で第1セットを奪う。

 第2セットの序盤も両者一歩も譲らない戦いを見せる中、大阪産業大は井戸響のブロックポイントなどで徐々に突き放していく。終盤、1点差に迫られる場面もあったが、なんとか逃げ切り第2セットも25-21で制した。

 第3セットは長野☆GaRonsの意地を見せつけられ23-25で落としたものの、第4セットは巻き返しを見せる。輝きを放ったのは、試合を通じて安定感抜群のプレーを見せ続けた井戸響で、打点の高いスパイクに相手も対応できず。24-24までもつれデュースに突入するも、最後は井戸響が決め27-25で第3セットを制し、3-1で勝利した。

 勝利したは大阪産業大は、あす13日の10時から3回戦でサントリーサンバーズ大阪(大阪・SV)と対戦する。

■ 試合結果

大阪産業大学 3 – 1 長野☆GaRons 第1セット 25-20 第2セット 25-21 第3セット 23-25 第4セット 27-25

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VOLLEYBALL KING 編集部

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