14日(日)、令和7年度天皇杯 JVA全日本バレーボール選手権大会のファイナルラウンド準々決勝が行われた。
13日(土)に行われた3回戦では主力を温存しながらも勝利をあげていたサントリーサンバーズ大阪はヴォレアス北海道と対戦。この試合でもドミトリー・ムセルスキーと小野寺太志を欠く中、2セットを連取されたところから第3セットを奪い返すも、デュースとなった第4セットを取り切ることができずに敗れ、2024年大会の王者はここで姿を消すこととなった。一方勝利したヴォレアスはクラブ史上初の天皇杯ベスト4進出を決めた。
12月からタイリーグのダイアモンドフードVCに短期レンタル移籍することが決まっている戸嵜嵩大が所属する東京グレートベアーズは、広島サンダーズにストレート勝利。戸嵜の東京GBでのラストゲームを勝利で飾った。
3回戦では鎮西高校に勝利していた日本製鉄堺ブレイザーズはウルフドッグス名古屋と対戦。第2セットは30点を超える白熱した戦いとなったが取り切れず、そのまま第3セットも相手のリズムに飲み込まれストレートで敗戦。WD名古屋が準決勝へと進んだ。
ジェイテクトSTINGS愛知は東レアローズ静岡にフルセット勝利。こちらも準決勝進出を決めた。
21日(土)に行われる準決勝からは会場を東京都調布市にある京王アリーナTOKYOに移し、メダル獲得をかけた戦いが始まる。
天皇杯準々決勝の試合結果、準決勝組み合わせは以下の通り。
■天皇杯準々決勝結果
サントリーサンバーズ大阪(大阪・SV) 1-3 ヴォレアス北海道(北海道・SV)
広島サンダーズ(広島・SV) 0-3 東京グレートベアーズ(東京・SV)
ウルフドッグス名古屋(名古屋・SV) 3-0 日本製鉄堺ブレイザーズ(大阪・SV)
東レアローズ静岡(静岡・SV) 2-3 ジェイテクトSTINGS愛知(愛知・SV)
■天皇杯準決勝組み合わせ
ヴォレアス北海道(北海道・SV)-東京グレートベアーズ(東京・SV)
ウルフドッグス名古屋(名古屋・SV)-ジェイテクトSTINGS愛知(愛知・SV)




