一般社団法人ジャパンバレーボールリーグ(JVL)は17日、国内バレーボール競技におけるリーグ構造の再編を受け、2025–26シーズンをもってV.LEAGUEの運営を終了することを発表した。
2024–25シーズンより、それまでのDIVISION(1〜3)制から『SV.LEAGUE』と『V.LEAGUE』の2部制に移行して以来、 再編方針に沿った新たな体系のもとで運営を行ってきた日本国内のバレーボールリーグ。
ただ2026–27シーズン以降、将来のプロリーグ化を目指すトップリーグは、公益社団法人SVリーグが運営する『SV.LEAGUE』および『SV.LEAGUE GROWTH』(2部相当)に再編されるという。
こうした新たなリーグ体系に合わせJVLは、V.LEAGUEの役割や位置付けについて慎重に検討を重ね、V.LEAGUEは今シーズン(2025–26)を最終シーズンとし、2026–27シーズン以降は開催しないことを決定した。
なお、V.LEAGUEが今シーズンをもって終了することに伴い、設立目的の達成状況や今後の法人としての在り方について、検討を進めていくとしている。
同日にメディア向けの取材に応じた大河正明チェアマンは「2026–27シーズンから『将来的に世界最高峰を目指すクラブを作りたい』、『プロ化を念頭に置いている・プロ化のチャンスを伺っている』、こういったチームにSV.GROWTH(事実上SV.LEAGUEの2部にあたるリーグ)を発足することになりました」と話し、
続けて「SV.LEAGUE GROWTHに行かないチーム、すなわちアマチュアでやっていきたい、プロ化してやっていくにはまだまだ時間がかかるチームに関しては、日本バレーボール協会の方でそういったチームが試合を開催できるような環境を整備していくようになっています。こちらは詳細が決まり次第、協会の方から発表します」と説明している。




