サビエルチェ(プールA1位)

サーブNo.1
プールAを3連勝で1位通過したサビエルチェはポーランドの強豪クラブで、昨季はペルージャが優勝した欧州チャンピオンズリーグで準優勝している。
そのサビエルチェの最大の特徴はサーブだ。今大会のベストサーバーランキングのTOP3に、サビエルチェの選手が同率を含めて3人ランクインしている。
1位(8エース)はミゲル・タヴァレスだ。セッターながらパンチのある強烈なジャンプサーバーだ。2位(6エース)にはハイブリットサーブの名手であるMBのマテウシュ・ビエニエクと、水町泰杜のようにレフト側からのジャンプサーブを得意としてるOHのバルトシュ・クフォレクが名を連ねている。
準決勝は今大会サーブNo.1のサビエルチェとレシーブNo.1の大阪Bのほこたて対決となりそうだ。

今大会No.1アタッカー
サビエルチェの注目選手はアーロン・ラッセルだ。アメリカ代表のOHで、過去にSVリーグの広島サンダーズでもプレーしていた。
今大会では総得点ランキング2位につけながら、アタック決定率71.6%という驚異的な数値を記録している。
ラッセルのアタックの特徴は大きく2つ。1つは高速コンビだ。クイックのように速いトスからブロックが完成する前に打ち込む。2つ目はノールックストレートだ。ラッセルの伝家の宝刀で、完全にクロスの方向を向きながら最後の最後にストレートに捻ってくる。
今大会No.1アタッカーと言っていい数値を残すラッセルの活躍に注目だ。




