[写真]=Volleyball World

 男子世界クラブ選手権2025に出場しているペルージャ(イタリア)が準決勝のヴォレイ・レナタ(ブラジル)にストレート勝利を収め、大阪ブルテオン(日本)が待つ決勝へと進出。ペルージャに所属する石川祐希が準決勝を振り返るとともに決勝への意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

 予選ラウンドでは第2節から2試合出場機会のなかった石川。ヴォレイ・レナタ戦では第1、2セットの終盤に出場すると、2セットを通してブロックで1点、スパイクで1得点を挙げてチームのストレート勝ちに貢献した。

 石川は「3-0で勝ち、決勝に進出することができてとても嬉しいです。最初の2セットは非常に良いスタートが切れました。第3セットでは相手が巻き返しましたが、僕たちは常に集中力を切らさず、サーブ、レシーブ、ブロック、パスも機能していて素晴らしいプレーができました。観客の多くが地元ブラジルのチームを応援していましたが、自分たちに集中することができました」と試合を振り返った。

 決勝では予選ラウンドで戦いフルセットの激闘を演じた大阪Bと再戦する。

「明日も日本チームと対戦できることを嬉しく思います。グループステージで、彼らとの試合が厳しいものになることはすでに分かっています。明日は非常に厳しい試合になると思いますが、素晴らしい試合にもなるでしょう」

 ペルージャと大阪Bの決勝は22日(月)6時半から行われる。