[写真]=Lega Pallavolo

 22日(月)にセリエA男子の第12節が行われ、日本代表のアウトサイドヒッター(OH)大塚達宣が所属するミラノは、アウェーでグロッタッツォリーナと対戦した。

 シーズン前半戦を6勝5敗の7位で終え、コッパイタリアへの出場を決めているミラノ。対するグロッタッツォリーナは、ここまで11戦全敗と苦しい戦いを強いられている。

 第1セット、大塚はスタートからコートに立った。イタリア代表のミドルブロッカーであるエドアルド・カネスキに4本のサービスエースが飛び出すなど、序盤から勢い付いたミラノは8-0と先行する。一時、2点まで点差を縮められたミラノだが、中盤にかけて再び相手を突き放していく。その後も流れを握り続けたミラノが第1セットを取った。

 続く第2セットは一転して拮抗した入りとなった。中盤も一進一退の攻防が続く中、流れを引き寄せるサービスエースで前に出たミラノ。終盤もリードをキープし、第2セットを取り切った。

 第3セットも序盤は競った展開に。しかし、昨季に東レアローズ静岡でプレーしたOHフランチェスコ・レチネの2連続ブロックや、ベルギー代表のオポジットであるフェレ・レガースのサービスエースで一気に流れを掴んだミラノ。連続得点を重ね、17-8まで点差を広げていく。以降も主導権を握ったミラノが25-14の大差で第3セットを取り、ストレート勝利を飾った。

 チーム全体で13本のサービスエースを決め、試合を優位に進めたミラノに軍配が上がる結果となった。大塚はサービスエース1本を含む10得点をあげた。次戦の第13節、ミラノは12月27日(土)よりパドヴァとホームで対戦する。

■試合結果
ミラノ 3-0 グロッタッツォリーナ
第1セット 25-18
第2セット 25-23
第3セット 25-14