大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第8節GAME1が27日(土)に行われ、おおきにアリーナ舞洲にてサントリーサンバーズ大阪と大阪ブルテオンが対戦した。
現在首位を走るサントリーと、2位につけている大阪Bの首位攻防戦となったこの試合。大阪Bは22日(月)まで行われていた世界クラブ選手権に出場し見事銀メダルを獲得。日本へ帰国してから調整の時間が少ない中、首位のサントリーとどのような戦いを見せるのかに注目が集まる。
ホームのサントリーはアウトサイドヒッター(OH)に髙橋藍とイゴール・クリュカ、ミドルブロッカー(MB)に小野寺太志と鬼木錬、セッター(S)に関田誠大、オポジット(OP)にドミトリー・ムセルスキー、リベロ(L)に小川智大をスタメンに起用。
対する大阪BはOHに富田将馬と仲本賢優、MBに西川馨太郎と彭世坤(ポン・シーコン)、Sにアントワーヌ・ブリザール、OPに西田有志、Lに山本智大をスタメンに起用した。
第1セットは関田のサーブからリズムを掴んだサントリーが5連続ポイントを奪う立ち上がりとなった。そのままサントリーの流れになるかと思われたが、大阪Bもすぐに点を取り返し点差を縮め7-7で同点に追いつくと、10-9と一歩前に出た。その後は両チームともに点を取り合う展開となったが、終盤にサントリーが連続得点で先に20点台へと乗せた。追いかける大阪Bは22-22で再び同点に追いつきブリザールのサービスエースでリードを奪うも、最後はサントリーのブロックが決まりサントリーが25-23で第1セットを先取した。
大阪Bが西川に替えて山内晶大をスターティングメンバーとして起用したこのセット、第1セット同様サントリーがリードする入りとなり、そのリードをキープしたまま試合を進めた。どうにか自分たちのリズムへと持ち込みたい大阪Bだったが、エースの西田の攻撃が思うように決まらずにセット終盤の戦いへと入った。西田に替わってコートに立った西山大翔が得点する場面も見られたが、最初に許した点差を縮めることができずに21-25でこのセットを落とし、サントリーが2セットを連取する形となった。
続く第3セット、大阪Bはメンバーを入れ替え、ブライアン・バグナスと西山をスタメンに起用し、セット中盤にはSを中村駿介に変更した。勝つにはこのセットを取り切るしかない大阪Bだが、このセットも終始安定した戦いを見せたサントリーのリズムで試合が進む。あとがない大阪Bはセット終盤で粘りを見せ18-18で同点に追いつくと、その直後で逆転に成功。最後までどちらが取り切るか分からない試合展開となったが、最後は富田が決め切り26-24で大阪Bがこのセットを取り返した。
第4セット、サントリーは第1セットからメンバーの変更はなく、大阪Bは第3セット終了時と同じメンバーでのスタートとなった。序盤は第3セットの勢いそのままこのセットに臨んだ大阪Bがリードを奪うも、ムセルスキーがサーブに回った場面でブレイクに成功し今度はサントリーが点差を離しにかかる。徐々にリードを広げたサントリーは最後まで集中を切らさずに戦い切り、クリュカの攻撃で25点目を奪い25-19でこのセットを取ると、セットカウント3-1で勝利した。
2セットを連取したところからセットを落としたものの、第4セットでは切り替えを見せ白星をあげたサントリー。一方の大阪Bは普段とは異なるメンバーを起用してセットを取り返すも勝ち切れずにGAME1を終えた。同じカードで行われるGAME2はあす28日(日)に、同じくおおきにアリーナ舞洲にて13:05より行われる。
■試合結果
サントリー 3-1 大阪B
第1セット 25-23
第2セット 25-21
第3セット 24-26
第4セット 25-19




