27日(土)にセリエA男子の第13節が行われ、日本代表のアウトサイドヒッター(OH)大塚達宣と、専修大学のオポジットであるマサジェディ翔蓮が所属するミラノは、ホームでパドヴァと対戦した。
シーズン前半戦を6勝5敗の7位で終え、コッパイタリアへの出場を決めているミラノは前節でグロッタッツォリーナにストレート勝利をあげた。一方、ここまで4勝8敗のパドヴァはポイント差によりコッパイタリア出場を逃している。
第1セット、コートにはスタートから大塚の姿が。マサジェディも本試合よりベンチ入りを果たしている。セット序盤は競った展開が続くも、サービスエースやブロックポイントから勢い付いたミラノが一気にリードを奪う。その後も点差を広げたミラノは25-15の大差で第1セットを制す。
第2セット、序盤から前に出たミラノはブレイクを重ね、徐々に相手を突き放していく。終始、流れを握り続けたミラノは25-15で第2セットも取る。続く第3セットもミラノが先行する入りとなったが、2セットダウンで後がない相手が粘りを見せ、試合はデュースにもつれ込む。その後、相手の勢いに押されたミラノはこのセットを26-28で落とした。
第4セットはここまでと一転、相手にリードを許す入りに。中盤には大塚がスパイクの着地時にどこかを痛めたのか、ベンチに下がる場面も。終盤かけて相手に詰め寄ったミラノはデュースの末に第4セットを取り切り、セットカウント3-1で勝利を飾った。
先発出場を果たした大塚は途中交代しながらも、ブロックポイント1本を含む8得点をあげた。なお、マサジェディの出場機会はなかった。
次戦の第14節、ミラノは2026年1月5日(月)0:00より、日本代表のOH石川祐希擁するペルージャとアウェーで対戦する。なお、第14節の前にコッパイタリアの準々決勝が控えており、ミラノは2025年12月31日(水)3:00からヴェローナと対戦する。
■試合結果
ミラノ 3-1 パドヴァ
第1セット 25-15
第2セット 25-15
第3セット 26-28
第4セット 28-26




