7日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の東レアローズ静岡に、現在天理大学に在学中であるOH(アウトサイドヒッター)の楠本岳(22)が内定選手として加入することをクラブ公式サイトで発表した。なお、チームへの合流は2025年1月を予定している。

 楠本は、京都府の東山高校出身。2020年に行われた第72回春の高校バレーでは、今季からサントリーサンバーズ大阪に所属する1学年上の髙橋藍とともに戦い、初優勝を掴み取った。

 高校卒業後は天理大学に入学し、今年度からは主将も務めている。4月から5月にかけて行われた関西大学バレーボール連盟男子春季リーグでは、1部リーグを無敗で終え優勝。さらに7月に行われた第50回西日本バレーボール大学男子選手権大会でも優勝を掴み取るなど、各カテゴリーで華々しい成績を残している。

 楠本はクラブを通じて以下の通りコメントを発表している。

 「伝統のある東レアローズ静岡でバレーボールができることに感謝し、チームの勝利に貢献できるよう全力で頑張ります。応援よろしくお願いいたします」

 今季、大学リーグにおいて最優秀選手賞やサーブレシーブ賞などを受賞し、攻守に優れたプレーヤーである楠本。チーム全体が生まれ変わることを意味する「REBORN」を掲げて活動する東レ静岡で、新たな顔としての活躍に期待がかかる。