9月29日に開幕したイタリアのセリエA。今オフに昨年王者のペルージャへと移籍した石川祐希が10月7日に行われた第2節のパドヴァ戦を振り返った。
アウェイでの試合となったペルージャ。昨季リーグ下位のパドヴァに苦しめられたものの、3-2で逆転勝利を収め、チームは無事に開幕2連勝を飾った。
パドヴァ戦に石川は全セットフル出場。チーム最多となる16点をたたき出し、MVPにも輝いたが、自身のXで「今日の試合は3―2で勝つことはできたものの、試合の内容は全く良くなかったので反省しなければいけないと思っています。個人的にも、レセプション、スパイクが良くなかったので、しっかり修正してまた次戦に臨みたいと思います」とコメント。反省を忘れなかった。
また、クラブ公式サイトによると、ペルージャのロレンツェッティ監督も「この2年間で最悪の試合内容だった。ミスの分析をしっかりする必要がある」と話し、「開幕戦のヴェローナとの試合から少し危なっかしい側面があったのは確かだが、今回の試合ほど多くの攻撃を相手に決められ、自チームが攻撃を決め切れなかったことはない」と、試合内容の悪さに苦言を呈している。
次戦は日本時間13日に石川が初めて海外挑戦した年に入団した古巣モデナとの戦いとなる。今回のパドヴァとの試合での課題をチームで克服し、開幕3連勝を飾られるか。