7日、V.LEAGUE MEN WEST(Vリーグ男子 西地区)の近畿クラブスフィーダが、ミドルブロッカー(MB)大鍋勇馬(19)が奈良ドリーマーズにレンタル移籍することを発表した。クラブ公式サイトで伝えている。

 大鍋は大阪の強豪校である昇陽高校出身の190センチのMB。2024年の春の高校バレーでは準決勝で惜しくも駿台学園に敗れたが、途中出場しスパイクやサービスエースなどで駿台学園を追い込む活躍を見せたのが記憶に新しい。その後すぐに近畿クラブスフィーダの一員として、高校3年生ですでにVリーグの試合にも帯同していた。現在は近畿大学の1年生だ。

 その大鍋が、同じくVリーグ男子 西地区所属の奈良ドリーマーズにレンタル移籍することとなった。近畿はクラブ公式Xを通して、「同じV.LEAGUE MEN WESTにてプレーをするため、対戦が楽しみです。近畿クラブスフィーダだけでなく、 大鍋勇馬選手への応援もお願いします」とコメントしている。

 所属する選手の半数以上が現役大学生の近畿。19歳の若い大鍋が、レンタル移籍先の奈良で揉まれ、今シーズンさらにレベルアップする姿に期待したい。