[写真]=金田慎平

 10日に大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)OPENING MATCH に向けた前日記者会見が行われ、大阪ブルテオンの主将を務める山内晶大が意気込みを語った。

 いよいよ11日に開幕するSVリーグ。世界最高峰を目指すリーグとして新たな幕を開ける。男子のオープニングマッチとなる11日のサントリーサンバーズ大阪vs大阪ブルテオンの一戦は地上波での放送も決まっており、大きな盛り上がりを見せている状況だ。

 SVリーグ最初の試合となるが、山内は「非常に楽しみな半面、緊張する部分もあるが、SVリーグに名前も変わりいろいろと挑戦している中で、この歴史的な瞬間に自分が立ち会えてコート内でプレーできることは非常に光栄だし誇りに思う」と語った。

 また、「このSVリーグ開幕にふさわしいバレーボールのゲームができるように、チーム一丸となって勝ちに行く」と意気込み、「今の日本はバレーボールの人気が出てきていると感じていて、初心者の方や見るのが初めての方にも面白いと思ってもらえるようにしたいので、楽しみにしてほしい」と決意している。

 SVリーグでは新たなファンが増えることも見込まれるが、その点については「入口はなんでもいいので、そこからどうのめり込んでもらうかは自分たちが魅力を伝えられるかどうか次第。それを伝えるために日々練習している」と、選手の責任を口にした。

 そして、「日本代表の選手もそれ以外の選手もいろんなストロングポイントがあるので、コアなバレーボールファンの方々には、いろんな選手だったりプレーヤー同士の掛け合いも見てもらえたらより楽しんでもらえるんじゃないかと思う」と呼びかけた。

 また、開幕戦の相手は昨シーズンのファイナルで敗れたサントリーだが、「この1ヵ月間、新加入選手が3人いる中でチームを作っている最中だったのでなかなかうまく行かない時もあったが、そういった機会を経て明日のために頑張ってきたので、明日はチームのストロングポイントをたくさん出していいゲームにできるように頑張っていきたい」と、自分たちのプレーに集中するとした。

 男子のオープニングマッチは、11日の19時5分に試合開始。フジテレビ(地上波)で生中継されるほか、JSPORTSとAbemaでも配信される。