[写真]=金田慎平

 10日に大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)OPENING MATCH に向けた前日記者会見が行われ、サントリーサンバーズ大阪の主将を務める藤中謙也が意気込みを語った。

 いよいよ11日に開幕するSVリーグ。世界最高峰を目指すリーグとして新たな幕を開ける。男子のオープニングマッチとなる11日のサントリーサンバーズ大阪vs大阪ブルテオンの一戦は地上波での放送も決まっており、大きな盛り上がりを見せている状況だ。

 2016年から国内リーグでプレーする藤中は、「いよいよ始まるなという気持ち。今まで日本のVリーグに所属してきたが、今までにない盛り上がりや期待を感じているし、そのリーグでプレーできることを一選手として楽しみにしている」と、開幕戦を前にした今の心境を明かし、「昨シーズンは優勝したが、今シーズンまた新たな気持ちで戦っていきたい」と気を引き締めた。

 また、SVリーグでは新たなファンも増えることも見込まれるが、「オリンピックからバレーボールの人気が高まっていることは感じる。日本代表の選手も多くSVリーグでプレーするし、入口は日本代表選手でもいいと思うので、それが日本のSVリーグにも広がっていけばいいかなと思う」とし、「一人でも多くの人に会場に来てもらって、画面越しでは感じられない迫力を感じてもらいたい」と呼びかけた。

 そして、開幕戦の相手となるのは昨シーズンのファイナルでも対戦した大阪B。「非常に手強い相手だなと毎シーズン感じている。昨シーズンのファイナルでも、タイの試合(パナソニックエナジーカップ)でもそうだった。切っても切れない縁なのかなと感じるくらい。開幕戦にふさわしい試合ができるのでは。監督からもあったように長い時間をかけて準備してきたので、それをコートで表現できるように頑張っていきたい」と、意気込んだ。

 男子のオープニングマッチは、11日の19時5分に試合開始。フジテレビ(地上波)で生中継されるほか、JSPORTSとAbemaでも配信される。