9日、大同生命SV.LEAGUE WOMENのヴィクトリーナ姫路がアウトサイドヒッター(OH)の堤亜里菜(21)と2024ー25シーズンの特別指定選手への登録を行わないことを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 堤は、共栄学園高校時代にエースとして活躍し春高バレーにも出場。その後、明海大学進学のタイミングで姫路の『Victorina Early Challenge(有望学生奨励)』の制度に適応し、2021-22シーズンから大学で勉学や部活動に励みながら姫路のトレーニングや公式試合に参加していたものの、2023-24シーズンは出場がなかった。

 『Victorina Early Challenge(有望学生奨励)』とは将来有望な高校生や大学生を対象に、在籍している学校の勉学や部活動を優先的に取り組みながら、可能な範囲で姫路のトレーニングや公式試合に参加することで、バレーの技術向上やライフスキルの獲得促進など有望学生の成長に寄与していくことを目的に2019年より創設された制度だ。

 なお、今シーズンの登録を行わない理由についての詳細は発表されていないものの、今後は明海大学の最終学年として関東大学バレーボール連盟 1部でプレーを続ける堤の活躍が期待される。