[写真]=Lega Pallavolo

 9日(日)にセリエA男子プレーオフ5位決定戦の準々決勝第2戦が行われ、大塚達宣とマサジェディ翔蓮が所属するミラノと垂水優芽が所属するチステルナが、チステルナのホームであるパラスポーツで対戦した。

 レギュラーシーズン(RS)を終えプレーオフの戦いへと入っているセリエA。 RS7位のミラノはプレーオフの準々決勝に進み、RS2位のヴェローナと対戦するも1勝3敗で敗れ、5位決定戦へと回っている。

 その5位決定戦には、プレーオフの準々決勝で敗退したトレンティーノ(RS3位)、モデナ(RS4位)、ミラノ、モンツァ(RS8位)に加え、RS9位のパドヴァ、RS10位のチステルナ、RS11位のクーネオが参加。プレーオフの準々決勝で敗退した4チームの内、RSの成績が最も良かったトレンティーノは5位決定戦の準決勝に自動で進出し、他の6チームは2戦先勝方式のトーナメントで争い、勝利した3チームがトレンティーノの待つ準決勝へと進む。

 ミラノがストレート勝利を収めた第1戦に続き、第2戦でも大塚と垂水はそれぞれスタメン起用され、マサジェディはベンチスタートとなった。第1セットはチステルナが一歩前に出る入りに。その後はチステルナがリードを保ちながらも、拮抗した展開が続く。しかし、20点以降にミラノが逆転し、先にセットポイントを握る。粘ったチステルナはデュースに持ち込み、第1セットを取り切った。

 続く第2セットも序盤はチステルナが先行する。一時、5点差までリードを広げたチステルナだが、負けじとミラノが猛追。16-16で同点に追いつくと、一気に流れを奪い、チステルナを突き放していく。最後は大塚のブロックポイントで、ミラノが第2セットを制した。

 第3セットも終盤までチステルナのリードで試合が進む。しかし、このセットでも食い下がるミラノ。21-21で同点とすると、勢いそのままに第3セットを取った。

 第4セットは2セットを連取し、波に乗るミラノが出だしから先行する。その後、同点に追いつかれる場面もあったものの、逆転を許さなかったミラノ。第4セットを取り、セットカウント3-1で勝利を飾った。

 2連勝を収めたミラノは準決勝に進出。マサジェディの出場はなしに終わったものの、先発出場の大塚はブロック2本を含むチーム2位の14得点を挙げ、MVPを獲得した。大塚は試合後のインタビューで以下のようにコメントしている。

 「今日は良いバレーボールができませんでした。むしろ、ひどいプレーだったと言わざるを得ません。唯一良かったのは結果だけです。なんとか勝つことができましたし、それが重要でした。満足はしていますが、次の試合に向けて何かを変えなければなりません。数日間の休息があるので、体力を回復させ、さらに厳しい戦いとなる準決勝に向けて新たにエネルギーを蓄える時間が必要です」

 一方、2敗を喫したチステルナは準々決勝敗退。垂水はサービスエース2本、ブロック1本を含む14得点を獲得したものの、チームの勝利には繋がらなかった。

■試合結果
ミラノ 3-1 チステルナ
第1セット 29-31
第2セット 25-22
第3セット 25-23
第4セット 25-22