13日、大同生命SV.LEAGUE WOMENの第1節GAME2が行われ、福島トヨタクラウンアリーナでデンソーエアリービーズとアランマーレ山形が対戦した。
デンソーはアウトサイドヒッター(OH)に石倉沙姫とコネオ・カルドナ・アマンダ・ダニエラ、ミドルブロッカー(MB)に横山真奈と麻野七奈未、セッター(S)に山上有紀、オポジット(OP)にはブラジル代表としてパリ五輪でも活躍したモンチベレル・ロザマリア、リベロ(L)に川畑遥奈をスタメンに起用した。
A山形はOHにシンポー・ドンポーンと木村友里、MBに佐藤菜々美と伊藤摩耶、Sに石盛めるも、OPにビチェンコ・オレクサンドラ、Lに工藤真帆をスタメンに起用した。
両チームともGAME1と同じメンバーで始まった第1セット。序盤から両チームの守備が光り、凄まじいラリーが続く互角の展開。先に20点に乗せたのはデンソーだが、A山形もすぐに追いつき一歩も譲らない大接戦。デンソーはロザマリアにボールを集めて点数を重ねていく。最後はロザマリアがA山形のコンビネーションをブロックで仕留め、27ー25でデンソーが先取した。
続く第2セット。A山形はOHの木村を前田美紅に変えてスタート。デンソーの山上がスタートからサーブで攻め、一気に4連続得点。その後も石倉とロザマリアが相手のブロックを弾き飛ばすパワフルなスパイクで得点を重ね、デンソーが流れを掴んだままセット後半へ。A山形のドンポーンがブロックとスパイクで大活躍し点差を縮めるも、25ー20でデンソーが第2セットも連取した。
勝負の第3セットは序盤にA山形のビチェンコが躍動。サーブとスパイクでチームに勢いをもたらす。2枚替えで入った川釣奈津もライトから得点。対するデンソーはロザマリアの勢いが止まらない。この試合を通して1人で25点を決め、第3セットも25ー20とチームを勝利に導いた。
これでデンソーは2試合連続のストレート勝ち。SVリーグで幸先の良いスタートとなった。
■試合結果
デンソー 3―0 A山形
第1セット 27―25
第2セット 25―20
第3セット 25―20