[写真]=金田慎平

 一般社団法人SVリーグは13日、大同生命SV.LEAGUE WOMEN第1節GAME1の大阪マーヴェラスvs東レアローズ滋賀の一戦にて、得点の誤りがあったことを発表した。

 両者にとってのSVリーグ開幕戦となった一戦。アウェイの東レ滋賀が1セット目を奪うもそこから大阪MVが新戦力のリセ・ファンヘッケを中心に反撃し、セットカウント3―2(18―25、26―24、23―25、25―18、15―13)で勝利していた。

 しかし、この試合では得点の誤りが発生。第4セット途中で大阪MVが13―12とリードしている場面で、東レ滋賀のジュリエット・ロホイスのアタックがアウトになり大阪MVが14点目を得点した際、何らかの理由により誤って15点目がさらに加算され、公式記録と大阪MVの実際の得点に差異が発生したという。

 その後、この誤りに気が付くことなく、大阪MVが24点目を得点した時点で、実際にはセットが終了していないにも関わらず、記録上は25―18で大阪MVが4セット目を獲得していた。

 試合は、その後大阪MVが第5セットを15―13で取り、セットカウント3―2で大阪MVが勝利していた。なお、試合中に発生した問題を競技規則に従って迅速に解決し、もとの状態に試合を回復することを目的とするジャッジカンファレンスは行われなかった。

 SVリーグは「第4セットに得点の誤りが生じたが試合は成立している」とし、会場で記録されたe-scoreに合わせて第4セットの得点を25―18とし、大阪MVの勝利とすることを決定している。

 また、引き続き詳細な原因の究明を行うとともに、再発防止に向けて対策に全力を尽くしていくとしている。