10月19日（土）より、V.LEAGUE MENがついに開幕する。昨シーズンまでとは違い今シーズンからV.LEAGUE MENはEASTとWESTの東西カンファレンス制を導入。また、1日1試合の開催となり、各クラブがホーム＆アウェー方式により合計28試合を行うため、より地域に密着する形となった。
EASTに関しては、明後日20日(日)に天皇杯の予選が小田原アリーナにて行われるため今週末の試合は1試合となっている。その中で注目が集まるのはSVリーグ準加盟で昨シーズンのV2リーグで優勝を果たした北海道イエロースターズだ。V2優勝メンバーに加え、このオフに加入したV1リーグ経験者がどのように調和していくのが注目。さらに、天皇杯北海道予選ではSVリーグ所属のヴォレアス北海道にも勝利しており、その強さは健在だ。
その北海道YSと対戦するのは昨シーズンのV3リーグに所属し、ファイナルステージ進出が危ぶまれながらもそこから見事に逆転で勝ち上がり準優勝を果たした長野GaRons。昨シーズンから福池凌太やリベロの難波宏治らが退団したが、大東文化大学出身のセッター高井大輝やレフトの川角純平、ミドルの中條立樹らがチームを引っ張る。
WESTでの注目は国スポ2024で三重県代表として準優勝を果たしたヴィアティン三重だ。選手層も厚く安定した戦いを今シーズンも披露してくれるだろう。セッターとサイドとしてともにコートに立つ森垣拓真と森垣陸の兄弟にも注目だ。
そのVT三重の対戦相手は奈良ドリーマーズだ。奈良も兵庫デルフィーノや警視庁フォートファイターズに所属していた選手を中心に積極補強。選手層も厚くなっている。
そしてもう1つの注目チームは、昨シーズン、Vリーグ初参入にして堂々のV3優勝を果たしたフラーゴラッド鹿児島だ。キャプテンでエースの長友優磨はSVリーグに所属する東京グレートベアーズでもプレー。左利きで力強いスパイクとサーブが持ち味で、昨シーズンは圧倒的な実力でサーブ賞と得点王に輝いた実力者だ。フラーゴラッド鹿児島もV1経験者が多く加入しており、注目のチームとなる。
そのF鹿児島の対戦相手は兵庫Delfino。選手の入れ替わりが激しかったが、北海道YSでコーチを務めていた長屋梓新監督のもとで新たなチームを作り出せるか。
今年から新たに始まるVリーグでは、これまで対戦することがなかったチームとの戦いも増えて楽しみも増すリーグに。果たして初代王者に輝くのはどのチームになるだろうか。
■今週末のV.LEAGUE MEN試合日程
◯WEST
奈良ドリーマーズvsヴィアティン三重
▼日時
GAME1：10月19日（土）12時～
GAME2：10月20日（日）12時～
▼会場
田原本町中央体育館
フラーゴラッド鹿児島VS兵庫Delfino
▼日時
GAME1：10月19日（土）13時～
GAME2：10月20日（日）12時～
▼会場
南さつま市加世田運動公園体育館
◯EAST
長野ガロンズVS北海道イエロースターズ
▼日時
GAME1：10月19日（土）14時～
GAME2：10月20日（日）12時～
▼会場
須坂市市民体育館
