大学バレーボールの日本一を決める全日本インカレが、2026年11月30日に開幕する。
石川祐希や髙橋藍、佐藤淑乃など、日本代表で活躍する選手が戦ってきた舞台だ。「試合はどこで見られるのか」「無料で視聴する方法はあるのか」と気になっている方も多いだろう。
結論からお伝えすると、2026年10月5日時点で、今大会の放送・配信予定はまだ発表されていない。
2025年大会は、J SPORTS・UNIVAS公式YouTube・各大学の公式SNSの3つで試合を見ることができた。今大会は株式会社ジェイ・スポーツが主催に含まれているため、J SPORTSで中継される可能性がある。
| サービス名 | 2025年大会の配信範囲 | 料金 |
|---|---|---|
| J SPORTS | 12月7日(決勝日) | 月額2,580円(税込) |
| UNIVAS公式YouTube | 12月4日〜7日 | メンバーシップ月額990円 |
| 各大学の公式SNS | 12月2日〜3日 | 無料 |
本記事では、2025年大会の配信実績をもとに予想される視聴方法や注目選手を紹介する。
【2026年】全日本インカレのテレビ放送・ネット配信

2025年大会では、大会の序盤・後半・決勝日で視聴できるサービスが分かれていた。序盤は各大学のSNS、後半はUNIVAS公式YouTube、決勝日はJ SPORTSという流れだ。
J SPORTS:決勝と3位決定戦を中継(2025年大会)
2025年大会は、J SPORTSで決勝の試合が放映された。
2026年大会は、株式会社ジェイ・スポーツが主催に加わっている。ネットで見るなら、J SPORTSオンデマンドが便利だ。月額2,580円で視聴できる。13歳以上25歳以下なら「U25割」で月額1,290円と半額だ。
UNIVAS公式YouTube:大会後半を配信(2025年大会)
UNIVAS(大学スポーツ協会)は、2026年大会の共催団体だ。
2025年大会では、12月4日〜7日の試合をUNIVAS公式YouTubeのメンバーシップ限定で配信した。メンバーシップ料金は、パソコンかAndroidからの登録で月額990円。iPhoneやiPadから登録すると月額1,300円と割高になるため、登録はパソコンかAndroidがおすすめだ。
各大学の公式SNS:大会序盤を無料配信(2025年大会)
2025年大会の12月2日〜3日は、大学連盟が各大学のSNSでライブ配信を許可していた。
料金は無料。応援している大学の試合を見たいなら、公式アカウントをフォローしておこう。ただし配信の有無や方法は、大学ごとに異なる。すべての試合が配信されるわけではないため、注意しよう。
全日本インカレとは

全日本インカレは、大学バレーボールの日本一を決める大会だ。2026年大会で男子は第79回、女子は第73回を迎える。
2026年大会は、全国9つの地区から男女64チームずつが出場する。全試合が5セットマッチのトーナメント方式で、6日間で頂点が決まる。一度負ければ終わりの一発勝負。4年生にとっては、大学最後の公式戦になるチームも多い。
歴代の優勝回数は、男子が中央大学の15回、女子が日本体育大学の29回で最多である。2025年大会は、男子が早稲田大学、女子が東京女子体育大学の優勝だった。
2026年大会の注目選手|未来の日本代表候補&中心選手

2026年大会にも、すでに日本代表やアンダーカテゴリーの代表を経験した選手が出場予定だ。ここでは男女3人ずつ、注目選手を紹介する。
男子の注目選手
麻野堅斗(早稲田大4年)|207cmの高さを持つ大型ミドルブロッカー

- 身長:207cm
- 最高到達点:351cm
- ポジション:ミドルブロッカー
- 経歴:東山高校 → 早稲田大学→サントリーサンバーズ入団予定
- 実績:2026年度男子日本代表 登録メンバー
麻野は、身長207cm・最高到達点351cmの高さを持つ早稲田大のミドルブロッカーだ。2026年度は大学生ながら、男子日本代表の登録メンバーに選ばれた。
麻野はミドルブロッカーでありながら、左利きなのが特徴だ。ミドルブロッカーで左利きの選手は、世界でも少ない。AクイックとCクイックで攻撃の位置が変わったり、肩ひとつ分ポイントがずれるため貴重な存在だ。さらに高さも大きな武器だ。351cmの最高到達点は、ブロックだけでなく攻撃でも大きな武器になる。
東山高校から早稲田大に進み、4年生で迎える最後のインカレ。前回王者・早稲田大の連覇へ、ネット際での存在感に注目したい大型ミドルブロッカーだ。
川野琢磨(早稲田大2年)|春高MVPから日本代表へ駆け上がる大型アウトサイドヒッター

- 身長:197cm
- 最高到達点:343cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 経歴:駿台学園高校 → 早稲田大学
- 実績:2026年度男子日本代表 登録メンバー、2025年全日本インカレ ブロック賞
川野は、高校・大学を通じてタイトルを積み重ねてきた早稲田大のアウトサイドヒッターだ。駿台学園高校時代の2025年には、春高バレーで最優秀選手賞を受賞している。
早稲田大に進学すると、1年目から全日本インカレでブロック賞を獲得。2026年6月の東日本インカレでも、2大会続けてブロック賞に輝いた。大学2年生で男子日本代表の登録メンバー入りを果たした実績がある。攻守の両面でチームの中心となる、次世代の日本代表候補の1人だ。
白野大稀(順天堂大3年)|身長188cmから最高到達点347cmに届くハイジャンパー
- 身長:188cm
- 最高到達点:347cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 経歴:正智深谷高校 → 順天堂大学
- 実績:2026年関東大学春季リーグ サーブ賞、2025年U21世界選手権 日本代表
白野は、跳躍力を武器にする順天堂大のアウトサイドヒッターだ。身長188cmながら、最高到達点は347cm。正智深谷高校時代から、高い跳躍としなやかなスパイクフォームで注目を集めてきた。
高い打点から打てれば、相手ブロックの上を越えるスパイクや、ブロックの手に当てて外へはじき出すスパイクを選べる。身長で上回る相手に対しても、跳躍の高さで勝負できるのが白野の強みだ。
順天堂大進学後は2024年にU20日本代表、2025年にU21日本代表に選ばれ、国際大会を経験した。2026年の関東大学春季リーグではサーブ賞を受賞し、チームの3位に貢献している。
女子の注目選手
佐藤彩夏(東京女子体育大4年)|55年ぶりの日本一を支えた得点源

- 身長:176cm
- 最高到達点:295cm
- ポジション:オポジット
- 経歴:下北沢成徳高校 → 東京女子体育大学
- 実績:2026年度女子日本代表 登録メンバー、2025年全日本インカレ ベストスコアラー賞
佐藤は、前回王者・東京女子体育大の得点源だ。2025年の全日本インカレではベストスコアラー賞を獲得し、チームの55年ぶりの優勝に貢献した。
オポジットは、攻撃を専門とするポジション。チームが苦しい場面で上がる高いトスを、ブロックが揃った状態からでも打ち切るエースだ。
下北沢成徳高校から東京女子体育大に進み、2026年度は大学生ながら女子日本代表の登録メンバー入りを果たした。2026年の関東大学春季リーグでも敢闘選手賞を受賞している。4年生として最後のインカレで、連覇へチームを引っ張れるか注目だ。
大森咲愛(筑波大2年)|大学2年で日本代表入りしたアウトサイドヒッター

- 身長:173cm
- 最高到達点:300cm
- ポジション:アウトサイドヒッター
- 経歴:金蘭会高校 → 筑波大学
- 実績:2026年度女子日本代表 登録メンバー
大森は、大学2年生にして女子日本代表の登録メンバーに選ばれたアウトサイドヒッターだ。金蘭会高校から筑波大に進学した。
アウトサイドヒッターは、スパイクで得点を奪うだけでなく、サーブレシーブにも加わる攻守の要。相手のサーブで狙われやすいポジションでもあり、守備で崩れずに攻撃へつなげられるかが重要だ。
筑波大は2023年・2024年と連覇を果たし、2026年の関東大学春季リーグも制した強豪。日本一奪還を目指すチームで、日本代表で得た経験をどう表現するか、成長に注目したい選手だ。
前田蒼空(日本体育大4年)|東日本インカレMVPの日体大ミドルブロッカー

- 身長:176cm
- 最高到達点:ー
- ポジション:ミドルブロッカー
- 経歴:熊本信愛女学院高校 → 日本体育大学
- 実績:2026年東日本インカレ 最優秀選手賞
前田は、2026年6月の東日本インカレで日本体育大を2年ぶりの優勝に導き、最優秀選手賞を受賞したミドルブロッカーだ。
決勝の相手は、前回の全日本インカレ王者・東京女子体育大。日本体育大は3-1で勝利し、前回王者を破っての優勝を果たした。
日本体育大は、全日本インカレで大会最多となる29回の優勝を誇る名門。熊本信愛女学院高校から日本体育大に進み、最後のインカレに挑む前田が、名門を久しぶりの日本一へ導けるか注目だ。
2026年全日本インカレの日程
2026年大会は男女とも、11月30日(月)の開会式から12月6日(日)の決勝まで、7日間の日程で行われる。
| 日付 | ラウンド |
|---|---|
| 11月30日(月) | 開会式 |
| 12月1日(火) | 1回戦 |
| 12月2日(水) | 2回戦 |
| 12月3日(木) | 3回戦 |
| 12月4日(金) | 準々決勝 |
| 12月5日(土) | 準決勝 |
| 12月6日(日) | 3位決定戦・決勝 |
よくある質問
全日本インカレの組み合わせはいつ決まる?
組み合わせ抽選会は、11月3日(火)に行われる。女子は14時、男子は15時からで、抽選の様子はYouTubeでライブ配信される予定だ。
抽選結果は、全日本大学バレーボール連盟の公式サイトに掲載される。
全日本インカレのチケットはどこで買える?
2026年大会のチケット情報は、10月5日時点で未発表だ。
参考までに、2025年大会はローソンチケットで販売された。12月2日〜5日の試合は全席自由で、前売りは一般1,500円、大学生1,000円だった。
準決勝・決勝の2日間は席種が分かれ、ギャラリー席が一般3,000円、アリーナ席が6,000円。準決勝・決勝のチケットは、大会途中の12月5日から販売が始まった。
全日本インカレを無料で見る方法は?
2025年大会では、大会序盤の試合を各大学の公式SNSで無料配信していた。
12月4日以降の試合を見るなら、有料のUNIVAS公式YouTubeメンバーシップやJ SPORTSが必要になる。2026年大会の配信方法は、発表され次第この記事で更新する。
自分に合った方法で大学バレーを応援しよう
2025年大会の実績をもとに、全日本インカレの視聴方法をまとめる。
- 応援している大学を見たい → 各大学の公式SNS
- 大会後半の試合を見たい → UNIVAS公式YouTube
- 決勝を見たい → J SPORTS
まずは抽選会で組み合わせを確認し、応援する大学の公式SNSをフォローしておくのがおすすめだ。勝ち進むにつれて、UNIVASのYouTubeチャンネルやJ SPORTSの加入を検討しよう。
石川祐希や髙橋藍、佐藤淑乃も戦ってきた大学日本一の舞台。数年後の日本代表を担う選手たちの戦いを、ぜひ見届けてほしい。




