ペルージャに所属する石川祐希が日本時間28日に行われたセリエA第4節のトレンティーノ戦を振り返った。
ここまで開幕4連勝としているペルージャは、敵地でトレンティーノと対戦。無敗同士の戦いとなり、注目のカードとなっていた。
石川はベンチスタートとなったものの、第1セット中盤に交代で入るとそのまま試合終了までコートに立った。攻撃にとどまらず守備でもチームを支えた石川は15得点を獲得し、ペルージャも3ー1(19ー25、25ー22、26ー24、25ー19)で勝利。開幕5連勝に貢献した。
その石川は試合後、自身の公式Xを通じて「今日のトレンティーノ戦は、前回の試合と同じくキャプテンのジャネッリ選手がいない中での試合となりましたが、強豪であるトレンティーノに3対1でしっかりと勝ち点3を勝ち取ることが出来たということが非常に大きかったと思いますし、前回からのいい流れでこのトレンティーノ戦を迎えることができたのではないかなと思います」とゲームを振り返った。
また、自身のプレーについては「個人的には1セット目から出場することになりましたが、前回チステルナ戦ではあまり良いパフォーマンスを発揮できなかったのですが、今回は入った時にしっかりとパフォーマンスを発揮することが出来ました。また、第2〜第4セット全てのセットに出場し、しっかり勝つことが出来たので、チームに貢献できたと感じています」とコメントした。
さらに「スパイクのミスやレセプションの安定性などはもっと改善できる部分があると思います。来週のチヴィタノーバ戦は今日以上に難しい試合になると思いますので、しっかりと準備をしたいと思います」と続け、今試合に手応えを感じながらも次戦に向けての修正点と意気込みを語った。
不動のセッターであるジャネッリがいない中でも強豪相手にきっちりと勝利し、連勝記録を伸ばしたペルージャ。誰が出ても強い、層の厚さがうかがえる。次のセリエA第5節では11月4日(月・祝)4:30よりルーベとホームで戦う。