30日、SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)のジェイテクトSTINGS愛知は、近畿大学の荒木琢真(22)と、専修大学の堺爽人(21)が加入することをクラブ公式サイトで発表した。
荒木はリベロで、東山高校出身。2年時には、現在サントリーサンバーズ大阪に所属する髙橋藍とともに第72回春の高校バレーに出場し優勝した経験も持つ。同大会でベストリベロ賞も獲得した荒木だが、中学高校とセッターの経験もあり、まさにオールラウンダーなプレーヤーだ。高校卒業後は近畿大学へ入学。先日まで開催されていた秋季リーグでは最優秀選手賞も獲得している。今回、2021年から在籍していたVリーグ男子西地区所属の近畿クラブスフィーダからの移籍となる。
一方の堺はミドルブロッカーで、佐賀工業高校卒業後は専修大学へ入学。2年時の東日本大学選手権大会で3位の成績を収めたほか、今年行われた第78回国民スポーツ大会でも佐賀県代表として4位入賞に貢献した。また、U22日本代表メンバーにも選出されており、196cmの高さを生かした攻撃に期待がかかる。
両選手は公式サイトを通じて以下の通りコメントを発表している。
・荒木琢真
「伝統あるチームで活躍したいと思い、入団を決意しました。STINGSは明るく仲のいいチームで、粘り強いバレーをしている印象です。そのチームで勝利に貢献できるよう、また新たな一面を見られるように頑張ります!応援よろしくお願いします」
・堺爽人
「SV.LEAGUEの舞台でプレーできること、この素晴らしいチームの一員としてバレーボールができることに感謝し、チームの勝利に貢献できるよう頑張ります。応援よろしくお願いいたします」
なお、両選手の帯同時期は未定。若さを生かしたフレッシュでパワフルなプレーでチームを盛り上げてくれることが期待される。