[写真]= Volleyball World

 ドイツバレーボール協会(DVV)は6日、2022年から同国男子代表監督を務めるミハウ・ヴィニャルスキ氏との契約を2028年まで延長したことを発表した。

 ヴィニャルスキ氏はポーランド出身。選手として2004年に代表デビューを果たすと、2014年までの10年間代表選手として戦い続けた。2014年にはチームキャプテンとして世界選手権に出場し、金メダルを獲得した経験を持つ。同日に代表引退を表明したあとは、ポーランドリーグに所属するスクラ・ベウハトゥフでプレーをし、2017年に現役を引退した。

 現役引退後はポーランドリーグのクラブの監督を務め、2022年に男子ドイツ代表の監督に就任すると、2023年に行われた2024パリオリンピック(パリ五輪)予選を全勝で突破し、本戦出場を決めた。そのパリ五輪では、男子日本代表とも対戦しフルセットの戦いの末に勝利。ヴィニャルスキ氏が要所で行ったチャレンジが試合の流れを大きく左右していた。

 ヴィニャルスキ氏は協会を通じて「ドイツ男子代表チームで仕事を続けられることをうれしく思う」とコメントし、「私たちの夢はもちろん、2028年のロサンゼルスオリンピックです」と続けている。また、新しく選手を育成していくことについても言及し、チームを再編成しつつもロス五輪で結果を残していきたいとしている。

 パリ五輪を6位で終えた男子ドイツ代表。ロス五輪での栄光を目指して、頂きを知るヴィニャルスキ氏と再び歩み始めた。

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VOLLEYBALL KING 編集部

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