大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)第5週の週のGAME1が行われ、パナソニックアリーナにて大阪マーヴェラスとAstemoリヴァーレ茨城が対戦した。
大阪MVはアウトサイドヒッター(OH)に田中瑞稀とパリ五輪日本代表の林琴奈、ミドルブロッカー(MB)に蓑輪幸と大山遼、セッター(S)に東美奈、オポジット(OP)にリセ・ファンヘッケ、リベロ(L)に西崎愛菜をスタメンに起用した。
対するAstemoはOHに長内美和子とマッケンジー メイ、MBにブリオンヌ バトラーと佐藤黎香、Sに雑賀恵斗、OPにオクム大庭冬美ハウィ、Lに德本歩未香をスタメンに起用した。
第1セット序盤は、両チームサイドアウトが続き、点の取り合いが続く。先に10点に乗せたのは大阪MV。得点源となるリセがライトから得点を重ねると、流れを引き寄せ攻撃陣全員が躍動。最大10点のリードを奪った。対するAstemoは、アメリカ代表経験もあるMBバトラーがクイックやブロードを駆使して得点を重ねて食らいつく。しかし、大阪MVの勢いは最後まで止まらず、最後はキャプテン田中が決め切り25-16で先取した。
第2セットは、序盤から長いラリーを何度も展開。両チームの外国籍選手が互いにラリーを取り合い、両者譲らず互角の展開となった。セット中盤には、大阪MVのL西崎のファインプレーが連発。相手の攻撃を何度も拾い上げ、チームの得点につなげると会場も大盛り上がり。両チームにブロック得点もうまれ、守備が光るセットとなった。20点を超えても点差は開かず、拮抗した展開。最後は長内が決め、25-23でAstemoがセットを取り返した。
Astemoのサーブから始まった第3セット。Astemoは序盤から長内にトスを集めるも、大阪MVのブロックが光り大阪MVがリードする展開。大阪MVは田中を中心に得点を重ねると、流れを引き寄せ相手のミスを誘い、どんどん点差を開いていく。ルーキ大山もブロック、スパイクともに大活躍でチームに貢献。対するAstemoは中盤からOH 高間来瞳を起用して大阪MVの後を追う。長内、バトラーが鋭いスパイクを放ち得点を量産。しかし大阪MVが大きく10点をリードしたまま25-14でセットを取り返した。
第4セットも大阪MVの勢いは止まらず驚異の6連続得点でスタート。しかし後がないAstemoはバトラーの得点を起点に息を吹き返す。長内が連続でスパイクを決めると、佐藤が相手の攻撃をシャットアウト。最大8点あった点差を3点差まで縮め、大阪MVの後を追う。大阪MVは一時流れを失うも田中、リセが冷静に得点しAstemoの猛追から逃げ切った。最後は終盤から起用されたOH宮部愛芽世のサービスエースで25ー18でセットを奪い、勝利を飾った。
■試合結果
大阪マーヴェラス 3ー1 Astemoリヴァーレ茨城
第1セット 25ー16
第2セット 23ー25
第3セット 25ー14
第4セット 25ー18