9日(土)から10日(日)にかけて、2024-25 V.LEAGUE WOMEN(Vリーグ女子)の第4週の試合が行われた。
新しくなったVリーグ女子では、レギュラーシーズンは各クラブがホーム&アウェー方式により合計28試合(総当たり戦を2回ずつ計20試合に加えて8試合)を行い、そのうち14試合がホーム会場での試合となる。
第4週では、広島オイラーズとカノアラウレアーズ福岡のカードのみが行われ、これまで4戦を終えているチーム同士の試合となった。カノアは4戦全勝、広島は4戦全敗の成績の中、試合は両日フルセットにもつれる白熱した試合となった。
9日(土)の試合では、1、2セット目を終始リードを保ったカノアが連取。しかし3セット目、形勢逆転で、広島がリードする展開でこのセットを広島が取り返す。4セット目も序盤から中盤にかけては広島が一歩前に出る形で試合が進むが、終盤にカノアが逆転、流れがカノアに行くと思われたが、デュースにもつれる。広島が意地を見せてデュースを制し、勝負は最終セットへ。最終セットは一進一退の攻防で終盤まで展開されるが、最後は連続ポイントを奪った広島が15点目にのせ逆転勝ちを収め、開幕後初白星となった。
10日(日)の試合では、1セット目は広島が先取、2、3セット目はカノアが連取し勝利に王手をかける。しかし4セット目広島がリードを保ちそのままセットを取り、前日同様フルセットにもつれこむ。最終5セット目、終盤まで広島がリードする展開で試合が進むが、2日連続フルセットで負けるわけにはいかないカノアが10点目以降に追いつき逆転、その勢いで最終セットをものにし、カノアが5勝目をあげた。
次回、第5週目の試合は、JAぎふリオレーナvs東京サンビームズ、信州ブリリアントアリーズvsリガーレ仙台、倉敷アブレイズvsカノア、ブレス浜松vsフォレストリーヴズ熊本の4カード、計8試合が行われる。
■V.LEAGUE WOMEN 11月9日(土)試合結果
広島 3ー2 カノア
(22ー25、17ー25、25ー17、26ー24、15ー11)
■V.LEAGUE WOMEN 11月10日(日)試合結果
広島 2ー3 カノア
(25ー21、23ー25、17ー25、25ー21、13ー15)