タイリーグのプロチームであるナコーンラーチャシーマーが、21日にリベロの槇森有香(23)の加入を発表した。クラブ公式SNSで伝えている。

 槇森は滋賀県の強豪である近江兄弟社高校を卒業後、2021年秋にVリーグの東京サンビームスに加入。リベロとして活躍していたが、2024年に移籍希望として退団を発表していた。

 その槇森が加入したタイのナコーンラ―チャシーマーは、リーグ連覇中で、これまで計6回チャンピオンに輝いている。2021年のアジアクラブ選手権では準優勝の成績も残しており、国内外問わず実績のある強豪チームだ。

 なお、昨シーズンには元日本代表のリベロである井上琴絵が所属しており、2シーズン連続で日本人のリベロを迎えることになった。

 クラブは公式インスタグラムで、「Welcome Yuka Makimori.東京サンビームスに所属していた日本人リベロをナコーンラーチャシーマーに迎え、2024-25シーズンのタイリーグのために戦う準備ができています」と槙森の加入を発表するとともに歓迎の言葉を送った。

 タイリーグは11月22日(金)に開幕し、ナコーンラーチャシーマーは24日(日)に初戦を迎える。タイで新しい挑戦を始める槙森のプレーに期待がかかる。