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 大同生命SV.LEAGUE MENの第7節GAME1が23日(土)に行われ、ジェイテクトアリーナ奈良にてジェイテクトSTINGS愛知とサントリーサンバーズ大阪が対戦した。

 第6節終了時点で10勝2敗、暫定2位のSTINGS愛知と、7勝3敗で暫定3位のサントリーが対戦する第7節。勢いに乗る両者がSTINGS愛知のホームでぶつかる注目の一戦となった。

 STINGS愛知はアウトサイドヒッター(OH)に藤原直也とアメリカ代表のトリー・デファルコ、ミドルブロッカー(MB)に村山豪と中国出身のラオ・シュハン、セッター(S)に関田誠大、オポジット(OP)に宮浦健人、リベロ(L)に小川智大をスタメンに起用。第6節GAME2からはOHをリカルド・ルカレッリから藤原に、MBを岩本大吾からラオに変更した選出となった。また左ヒザの手術後、初めて髙橋健太郎がベンチ入りを果たした。

 対するサントリーはOHにデ・アルマス・アラインと髙橋藍、MBに小野寺太志と鬼木錬、Sに大宅真樹、OPにドミトリー・ムセルスキー、Lに藤中颯志をスタメンに起用。第6節GAME2と同様の布陣で挑んだ。

 第1セットは序盤から、両者リベロを基盤とした高いディフェンス力でラリーが続く一進一退の攻防となった。STINGS愛知の1点リードでテクニカルタイムアウトを迎えると、中盤はサントリーも安定してサイドアウトを重ね、食らいつくが、村山のサービスエースでブレイクに成功したSTINGS愛知がリードを保つ。しかし終盤に差し掛かる場面、リリーフサーバーで入った甲斐孝太郎のサーブを起点に、逆転に成功したサントリーはSTINGS愛知に3点差をつけ、先に20点に到達する。その後、サーブでSTINGS愛知を崩したサントリーが先にセットポイントを握ると、STINGS愛知も連続ブロックポイントで食い下がったが最後は小野寺のクイックが決まり、サントリーが第1セットを先取する。

 第2セットは、サーブの走るサントリーが大きく先行する入りとなった。STINGS愛知の攻撃にトータルディフェンスで対応するサントリーはトランジションから得点を重ね、サントリーリードの12ー8でテクニカルタイムアウトを迎える。STINGS愛知も小川や関田がムセルスキーの強烈なスパイクを上げ、攻撃に繋げるが点差は縮まらない。その後も、このセットから調子を上げる藤原を中心に食い下がるSTINGS愛知に対し、流れが相手に渡りそうな場面でムセルスキーを軸に得点するサントリーが点差を保ち、終盤に入る。このセットもサントリーがセットポイントを握ってからデファルコのサーブを起点に食い下がったSTINGS愛知だったが、最後はサーブがネットにかかり、第2セットをサントリーが取り切る。

 ホームのSTINGS愛知にとって2セットダウンで後がなくなった第3セットは拮抗した入りとなった。ここまで好調の藤原のサービスエースで一歩前に出たSTINGS愛知が、デファルコのサーブを起点にブレイクし、2点リードでテクニカルタイムアウトを迎える。中盤、サントリーにスパイクミスが重なり、STINGS愛知が点差を広げると流れを変えたいサントリーはOHを髙橋からアレクサンデル・シリフカに、MBを鬼木から佐藤謙次に変更。終盤またもや、リリーフサーバーで入った甲斐のサーブや真ん中からの攻撃で食い下がったサントリーは、シリフカの連続ブロックで点差を詰めるも最後はサントリーのネットタッチで第3セットをSTINGS愛知が取り返す。

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 サントリーがスタートからシリフカを起用し、始まった第4セットは序盤、STINGS愛知の攻撃にトータルディフェンスで対応するサントリーが先行する。その後も安定感のあるサントリーのディフェンスに対し、STINGS愛知のミスが重なり、最大7点差まで広がる。STINGS愛知は選手交代を行い、流れを変えたいところだったが大きく広がった点差を縮められず、サントリーが8点差をつけて先に20点目を取る。完全にサントリーの流れとなった終盤も大宅がMBを積極的に使い、得点。第4セットを危なげなくサントリーが取り、3ー1で勝利を収めた。

 注目の第7節GAME1は、サーブやディフェンスでSTINGS愛知にプレッシャーを与えたサントリーが、ムセルスキーやMBを中心に得点を重ね、勝利を収める結果となった。次戦のGAME2は24日(日)に同じくSTINGS愛知のホームで行われる。

■試合結果

ジェイテクトSTINGS愛知 1―3 サントリーサンバーズ大阪

第1セット 23―25
第2セット 23―25
第3セット 25―23
第4セット 14―25

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この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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