北海道イエロースターズは、新たな地域貢献への取り組みとして北海道内の公立小学校に置き傘を贈る「ハッピーイエロー・アンブレラ」を始めた。 クラブ公式サイトが伝えている。
「ハッピーイエロー・アンブレラ」とは、児童が不意な雨に見舞われても安全に下校できるよう、ドライバーの目に留まりやすい黄色の学童用傘を贈り、置き傘として利用してもらう活動である。傘には、北海道イエロースターズのロゴマークと日北交通「ハロータクシー」の車両デザインをプリントしている。
2024年は札幌市に本社を構える日北自動車工業株式会社の協賛により、札幌市中央区内全16校、白石区内全20校、空知管内沼田町内1校の計37校に黄色の学童用傘を10本ずつ寄贈する。
19日には、イエロースターズの郡浩也、山田滉太、赤星伸城が札幌市中央区の資生館小学校を訪れ、体育館での贈呈式に出席。山田は「僕自身も天気予報はこまめにチェックしていますが、朝晴れていて安心していても予報が変わって帰る時に雨が降ってしまう時もあると思います。皆さんが濡れずに家まで帰ることができ、風邪などひかないようにという思いを込めたプロジェクトです。これからみんなで使っていくものなので大切に扱ってください」と、今回の活動への思いを話した。
また、赤星も「イエロースターズのロゴが入っている傘なので、みんなにさしていただけると僕たちもうれしいです。黄色は目立つ色ですけど、信号を守って左右しっかり確認し、交通ルールを守ることが事故のない社会を作ります。黄色は幸せの色なので、交通安全に努めて幸福にあふれたマチにしていきましょう」と、子どもたちに呼びかけた。
選手たちは、各学年1人ずつに傘を贈った後、プレーも実演。キャプテンの郡は「10月からの新しいシーズン、北ガスアリーナの方へ試合を見に来てください。そのためにも日頃から事故に遭わないよう十分気をつけて過ごしてください。また会いましょう」と、10月に開幕するV.LEAGUEでの再会と交通安全を呼びかけていた。