一般社団法人SVリーグ(SVL)は29日、『MUFG SV.LEAGUE ALL STAR GAMES 2024-25 ISHIKAWA』に向けて、開催地となる石川県かほく市との共同開催記者会見を実施した。
2025年1月25日(土)と26日(日)に開催されるオールスターゲーム。10月に開幕したSVリーグで初めてのオールスターとなる。
そのオールスターは、石川県かほく市にあるとり野菜みそ BLUECATS ARENAで開催。11月に発生した能登半島地震、ならびに9月の能登豪雨で甚大な被害を受けた石川県の復興に向けて、石川での開催が決まった。
今回の記者会見には、かほく市の油野和一郎市長、SVLの大河正明チェアマンとともに、SVリーグPRアンバサダーを務める元女子日本代表の大林素子さんも出席。SVリーグでの新たなオールスターゲームに期待を寄せた。
「引退して27年が経ちましたが、SVリーグのPRアンバサーとして、張り切って盛り上げ役を務めたいと思います。私自身も出場しましたし、これまでもオールスターはありましたが、SVリーグの新しいオールスターゲームは大いに盛り上がると思います」
「女子の選手はPFUとの対戦で石川県に来る機会があったと思いますが、今回のオールスターゲームには、普段は試合で訪れることがない男子の選手もやってきます。何人かの男子選手と話しましたが、復興支援活動として何かしたくても現地を訪れる機会がないので、元気や勇気を与えることができる素晴らしい機会になると話していました」
「すべての方が入場することはできないかもしれませんが、オールスターの素晴らしいプレーを見て楽しんでください」
また、「プレーすることはないですけど、マイクを持って盛り上げていきたい」とオールスター当日についても意気込んだ。
なお、今回の会見でオールスターゲームの一部詳細が発表。試合については両日ともに15時開始予定で、勝敗に限らず3セット行うということだ。
ユニフォームについても言及されており、29日に発表された大会公式スローガン「能登とともに。」とかほく市章がデザインされるという。詳細については近日中に発表予定とのこと。
さらに、オールスターゲーム前後にはさまざまな復興支援活動が予定されており、試合前には子どもたちを対象にしたバレーボール教室の実施、試合当日には募金活動の実施とSVリーグから寄付金の拠出、そして試合後にはオールスターチャリティオークションの実施も予定されているという。
なお、オールスターゲームについては現在、男女各チームのキャプテンとヘッドコーチを選出するファン投票がオールスターゲームを生中継及び配信する『J SPORTS』で行われている。投票については12月1日(日)まで行われている。