©Getty Images

 ジェイテクトSTINGS愛知に所属する男子日本代表のミドルブロッカー(MB)の髙橋健太郎が自身の公式SNSを更新し、無事を報告した。  

 パリオリンピック(パリ五輪)のメンバーに選ばれている髙橋は、7月20日にポーランドで行われた世界ランク1位のポーランド男子代表との強化試合で負傷退場するアクシデントに見舞われた。  

 第4セット、3ー5の場面だった。石川祐希のバックアタックをポーランドにブロックされた後、ブロックされたボールをフォローしようと髙橋だったが、伸ばした右手が空振った後にスライディングするかのように倒れた。その際、右側頭部から首にかけて床に強打すると、その後両手で自らの頭を押さえて仰向けのまま動けず、髙橋は頭部と首を固定されストレッチャーに乗せられ運ばれていた。  

 パリ五輪開幕を目前に控え心配が集まる中、髙橋は21日に自身のインスタグラムのストーリーを更新。「皆様ご心配をおかけしました。健太郎は無事です」「I’m back 日本の皆様大変ご心配をおかけ致しました。ポーランドの救急隊員の方々の迅速且つ万が一のことを考えた手厚い対応をしていただいたお陰で、また心おきなく全力でプレーする事が出来ます。パリオリンピックにトライできることに感謝し残りの全力で過ごしていきます。」と自身の写真とともに投稿し、無事を報告した。  

 今後、男子日本代表はパリ五輪初戦を7月27日(土)にドイツ男子代表と対戦することが決まっている。