30日、V.LEAGUE WOMEN(Vリーグ女子)の第7週目GAME1が行われ、アウェーのヴィアティン三重が倉敷アブレイズにセットカウント3-2で勝利し、今シーズン初勝利を挙げた。

 今日の勝利はVT三重にとって今シーズンの初勝利、というだけではない。2023-24の昨シーズン、VT三重はV3リーグで全敗という結果だった。そのため、2022-23シーズン以来、実に686日ぶりの大勝利となった。

 そんな記念すべき勝利となった今試合、第1セット目は粘り強くボールをつないだ倉敷が先取。しかし続く第2、3セット目は接戦になりながらもVT三重が連取する。しかし第4セット目は倉敷の攻撃についていけずにセットを落とし、最終第5セットへ。フルセットになる試合というのも、今シーズン初めてとなったVT三重だったが、その最終セットは丁寧に確実に点を重ね、15-10でセットを取り、大きな1勝を手にした。

 試合を通して、アウトサイドヒッター(OH)の長濱和がチーム最多の24得点を決め、続いてOHの岩田恵麻が16得点をマーク。そしてミドルブロッカー(MB)の川釣真緒が12得点、同じくMBの森谷友香が11得点、途中出場となったOH村井理桂が9得点を決めるなど、セッターの岡部美優がバランスの良い見事なトスワークを見せた。

 この大きな1勝で勢いに乗り、今後の試合で勝利を重ねられるか注目していきたいが、今日はひとまず、久しぶりの勝利の喜びをチームで思う存分噛みしめてほしい。

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VOLLEYBALL KING 編集部

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