大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第8週の試合が11月28日(木)から12月1日(日)にかけて行われた。
2024ー25シーズンから装い新たに始まったSVリーグ。レギュラーシーズンは全10クラブがホーム&アウェー方式により合計44試合を行い、レギュラーシーズン上位6クラブがチャンピオンシップに進出する。
第8週の試合では全10チーム(5カード)の試合が行われた。
平日のナイターゲームとなったサントリーサンバーズ大阪vs日本製鉄堺ブレイザーズの対戦。GAME1はサントリーが圧倒しストレートで勝利。GAME2も前日の勢いのままにサントリーが1、2セット目を連取し、そのまま勝利するかに思われたが、3セット目以降に日鉄堺BZが猛攻をみせ、3、4セット目を連取。勝負は最終5セット目に持ち越される。どちらが勝利を手繰り寄せるか分からない緊迫した展開で、ブレイクを許し一度は3点差をつけられたサントリーだったが、強いサーブを軸に3連続得点を決め逆転。そしてリリーフサーブで出た髙橋塁が日鉄堺BZのレセプションを崩し、直接返ってきたチャンスボールを丁寧に攻撃に繋げ、最後は髙橋藍がスパイクを決め切りフルセットの激戦を制し、サントリーが2連勝とした。
11月に入り負けなしと連勝記録を更新中のウルフドッグス名古屋は、東京グレートベアーズと対戦。WD名古屋セッター深津英臣(34)と東京GBセッターの深津旭弘(37)との兄弟対決も注目される中、GAME1はニミル・アブデルアジズや山崎彰都を中心に高い攻撃力を見せたWD名古屋が勝利。GAME2はフルセットにもつれこむ激戦となり、序盤にリードを奪ったWD名古屋が最後まで手を緩めずリードを保ったまま勝利、第8節も2連勝を挙げ、連勝記録を10に伸ばした。
首位の大阪ブルテオンはVC長野トライデンツと対戦し、両日ストレート勝利で安定した強さを見せつけ首位をキープ。また2位につけるジェイテクトSTINGS愛知は、正セッターである関田誠大を欠く中、広島サンダーズと対戦。苦戦しながらもGAME1はフルセットをなんとか制し、GAME2は前日勝利の流れに乗ってセットカウント3-1で2連勝を飾り、2位の座をキープしている。
そして7連敗中だった東レアローズ静岡はヴォレアス北海道と対戦。GAME1はストレートで東レ静岡が勝利し、遂に連敗をストップさせる。GAME2は前日から修正をしてきたヴォレアスが粘りを見せフルセットの接戦に。東レ静岡は一度はヴォレアスにリードされるも、最後は冷静に4連続ポイントを奪って勝ち切り2連勝を飾った。最終セット、勝利を掴みかけたヴォレアスだったが、最後の最後で連続で連続でラリーを落とし、連敗脱出とはならなかった。
上位チームが順当に勝利したことで、第8節を終えての上位の順位変動はなかった。首位は大阪B、2位にSTINGS愛知、3位にWD名古屋、4位にサントリー、そして5位が東京GBとなっている。
次戦の第9節では、12月7日(土)と8日(日)に大阪Bvs東京GB、広島THvs東レ静岡、日鉄堺BZvsVC長野、WD名古屋vsサントリー、ヴォレアスvsSTINGS愛知の5カード全10試合が行われる。
■大同生命SV.LEAGUE MEN 第8週GAME1結果
サントリー 3ー0 日鉄堺BZ
(25ー17、25ー17、25ー10)
VC長野 0ー3 大阪B
(18ー25、22ー25、24ー26)
東レ静岡 3ー0 ヴォレアス
(25ー23、25ー21、25ー19)
STINGS愛知 3ー2 広島TH
(24ー26、25ー19、22ー25、25ー19、15ー10)
WD名古屋 3ー1 東京GB
(25ー17、25ー23、20ー25、25ー21)
■大同生命SV.LEAGUE MEN 第8週GAME2結果
サントリー 3ー2 日鉄堺BZ
(25ー20、25ー19、17ー25、23ー25、15ー13)
VC長野 0ー3 大阪B
(22ー25、17ー25、16ー25)
東レ静岡 3ー2 ヴォレアス
(25ー19、23ー25、20ー25、25ー16、15ー13)
STINGS愛知 3ー1 広島TH
(25ー20、19ー25、25ー21、25ー19)
WD名古屋 3ー2 東京GB
(22ー25、27ー29、25ー13、25ー16、15ー11)