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 大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第9週の試合が7日(土)と8日(日)に行われた。

 2024ー25シーズンから装い新たに始まったSVリーグ。レギュラーシーズンは全10クラブがホーム&アウェー方式により合計44試合を行い、レギュラーシーズン上位6クラブがチャンピオンシップに進出する。

 第9週の試合では全10チーム(5カード)の試合が行われた。

 前節から正セッターの関田誠大がケガで離脱したジェイテクトSTINGS愛知は、アウェーでヴォレアス北海道と対戦。GAME1はフルセットにもつれる大接戦で、両チームのオポジットである宮浦健人と張育陞の激しい打ち合いとなるが、最終セットは序盤から連続ポイントを重ねたSTINGS愛知が激戦を制した。翌日のGAME2ではヴォレアスは前日の勢いを出すことができず、STINGS愛知がストレートで勝利し、2連勝とした。

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 大阪ブルテオンと東京グレートベアーズの対戦は、GAME1はセットカウント3-1で大阪Bが勝利するが、GAME2では東京GBがアレックス・フェレイラとマチェイ・ムザイを中心にブロックやサーブで大阪Bを圧倒し、首位の大阪Bに1セットも譲らず、まさかのストレート勝利という大金星を挙げた。

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 直近10連勝中のウルフドッグス名古屋はサントリーサンバーズ大阪と対戦。GAME1では1セット目を大差で落とすもそこから逆転で3セットを連取し勝利をあげ、連勝を11に伸ばした。そしてGAME2、WD名古屋がさらに連勝記録を伸ばせるかというところでサントリーが粘り強い繋ぎのプレーで意地を見せる。試合はフルセットとなり、第5セットは序盤にリードしたサントリーがその差を詰めさせず勝ち切って1勝1敗の痛み分けとし、WD名古屋の連勝記録を11で止めることとなった。

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 そしてここまで10連敗中だった日本製鉄堺ブレイザーズはVC長野トライデンツと対戦。両日ともストレートで勝利を果たし、久しぶりの勝利をホームのファンに届けられた嬉しい2連勝となった。

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 そして6連敗中だった広島サンダーズは、東レアローズ静岡と対戦。GAME1は1セット目がデュースになる中、フルセットの激戦にもつれこみ、最終セットもデュースとなる大接戦に。わずかな差で我慢強く粘った広島THが勝ち切り勝利を掴んだ。GMAE2では東レ静岡に1セットを奪われるものの、攻めの姿勢を崩さなかった広島THがセットカウント3-1とし、ホームで久々の2連勝を飾った。

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 2位のSTINGS愛知が2連勝、1位だった大阪Bが1勝1敗としたことで第9節を終えた時点でSTINGS愛知が首位に躍り出た。この2チームに続くWD名古屋、サントリー、東京GBに順位の変動はない。

 次戦第10節は2024年最後の試合。27日(金)と28日(土)に大阪Bvs ヴォレアス、28日(土)と29日(日)にVC長野 vs 東京GB、東レ静岡 vs 日鉄堺BZ、STINGS愛知 vs 広島TH、29日(日)と30日(月)にサントリー vs WD名古屋の5カードが行われる。

■大同生命SV.LEAGUE MEN 第9週GAME1結果

 大阪B 3ー1 東京GB
(25ー22、25ー22、22ー25、36-34)

 広島TH 3ー2 東レ静岡
(29ー27、19ー25、25ー21、23-25、16-14)

 日鉄堺BZ 3ー0 VC長野
(25ー22、25ー21、25ー21)

 WD名古屋 3ー1 サントリー
(15ー25、25ー15、25ー22、25ー19)

 ヴォレアス 2ー3 STINGS愛知
(16ー25、25ー17、14ー25、26ー24、9-15)

■大同生命SV.LEAGUE MEN 第9週GAME2結果

 大阪B 0ー3 東京GB
(17ー25、23ー25、22ー25)

 広島TH 3ー1 東レ静岡
(25ー21、13ー25、25ー14、39-37)

 日鉄堺BZ 3ー0 VC長野
(25ー23、25ー18、25ー21)

 WD名古屋 2ー3 サントリー
(25ー19、16ー25、27ー25、20ー25、12-15)

 ヴォレアス 0ー3 STINGS愛知
(21ー25、16ー25、20ー25)