大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ女子)の第9週の試合が7日(土)と8日(日)に行われた。
2024ー25シーズンから装い新たに始まったSVリーグ。レギュラーシーズンは全14クラブがホーム&アウェー方式により合計44試合を行い、レギュラーシーズン上位8クラブがチャンピオンシップに進出する。
第9週の試合では全14チーム(7カード)の試合が行われた。
前節を終えた時点で首位に躍り出た大阪マーヴェラスは、これまで白星がなく最下位の群馬グリーンウイングスと対戦。GAME1で群馬はホームの声援を背に高相みなみを中心として攻撃を繰り出しセットを奪うも、集中力を切らさずに粘り強く繋ぎ確実に得点を重ねた大阪MVが勝利。GAME2では群馬の力及ばずストレートで大阪MVが勝利し2連勝を飾る。
ここまで負け越している10位のクインシーズ刈谷は、前節を終え2位につけている埼玉上尾メディックスとのアウェー戦に挑んだ。GAME1ではフルセットの大接戦の末、刈谷が大金星。GAME2では前日の負けから気持ちを切り替え修正した埼玉上尾にストレート負けを喫するも、上位チーム相手に1勝1敗の痛み分けとなった。
ここまで5勝11敗と負け越しているKUROBEアクアフェアリーズは6連勝中のNECレッドロケッツ川崎と対戦。GAME1ではNEC川崎のサーブに崩され思うような攻撃ができずストレートで敗戦するが、GAME2では打って変わって前日の反省を活かしたKUROBEが流れを掴み1、2セットを連取。NEC川崎も粘ってフルセットに持ち込ませるが、最終セットはKUROBEの攻撃が優勢となり、上位につけるNEC川崎からホームで勝利をもぎ取った。
そして7連敗中だった岡山シ―ガールズはホームでヴィクトリーナ姫路を迎え撃つ。両日フルセットという大激戦で、GAME1は岡山が勝利、GAME2では姫路が勝利し1勝1敗の痛み分けとなったものの、岡山はホームで連敗を止めることに成功した。
その他、デンソーエアリービーズはホームで東レアローズ滋賀に2連勝し、8連勝中だった東レ滋賀の記録をストップ、Astemoリヴァーレ茨城もPFUブルーキャッツ石川かほくにホームで2連勝を挙げた。一方、連敗を止めたかったホームのアランマーレ山形はSAGA久光スプリングスと対戦するが、両日ストレート負けを喫する形となった。
第9節を終え、大阪MVが2連勝したことで首位の座をキープ、デンソーが2連勝し、埼玉上尾が1勝1敗としたため、デンソーが2位にアップ、埼玉上尾が3位にダウンとなった。その後を11勝5敗のNEC川崎と姫路で追う構図となっている。
皇后杯による中断期間を経て行われる次戦第10週は、28日(土)と29日(日)にAstemo vs NEC川崎、埼玉上尾 vs 東レ滋賀、KUROBE vs SAGA久光、PFU vs 岡山、大阪MV vs A山形、姫路 vs 刈谷、群馬 vs デンソーの7カードが行われる。
■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第9週GAME1結果
デンソー 3ー0 東レ滋賀
(25ー21、25ー21、25ー20)
Astemo 3ー1 PFU
(27ー29、25ー22、25ー13、25ー21)
埼玉上尾 2ー3 刈谷
(25ー13、25ー22、18ー25、21-25、8-15)
KUROBE 0ー3 NEC川崎
(15ー25、18ー25、22ー25)
岡山 3ー2 姫路
(21ー25、32ー30、25ー23、13-25、15-11)
A山形 0ー3 SAGA久光
(26ー28、24ー26、19ー25)
群馬 1ー3 大阪MV
(20ー25、25ー21、17ー25、11ー25)
■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第9週GAME2結果
デンソー 3ー1 東レ滋賀
(25ー17、21ー25、25ー20、25-18)
Astemo 3ー0 PFU
(25ー23、25ー20、25ー23)
埼玉上尾 3ー0 刈谷
(25ー21、25ー19、25ー19)
KUROBE 3ー2 NEC川崎
(25ー23、25ー20、16ー25、21-25、15-10)
岡山 2ー3 姫路
(25ー17、19ー25、16ー25、25-23、11-15)
A山形 0ー3 SAGA久光
(16ー25、21ー25、16ー25)
群馬 0ー3 大阪MV
(16ー25、20ー25、21ー25)