11日、SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の大阪ブルテオンが、チケットの転売行為についての注意喚起をクラブ公式サイトで発表した。
大阪B主催のチケットは、2019年6月14日に施行された「転売防止法(特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律)」に定められている「特定興行入場券」に該当し、転売行為を業として行うことは法律違反となり、刑事罰の対象になる可能性があるとしている。
「転売サイトやSNS等で散見されているような連絡先の分からない方の為にチケットを購入するような行為はやめていただくようお願い致します」とするほか、「ファンクラブ規約第7条に記載させていただいている通り、不正転売が発覚した場合はファンクラブ退会処分をさせていただきます」としており、ファンクラブ会員の資格がはく奪される可能性についても言及している。
加えて、今後も転売行為が続いた際には、事前抽選での販売、1試合1枚までの購入(席の選択不可)、チケット購入者ご本人確認の上で試合当日に引換などの措置を取る予定があるとしている。
大阪Bのみならずリーグ全体としては、チケットを購入したあとに観戦が難しくなった場合の選択肢として、チケットVが提供している公式リセールサービスの利用が推奨されている。
また、今回大阪Bは転売されているチケットを発見した場合に備えて転売情報提供フォームも設けており、注意喚起で終わらせることなく、クラブとしてもこの問題の解決にきちんと取り組んでいく姿勢を見せている。