東京グレートベアーズのリベロ野瀬将平(31)は、2023-24シーズンからレンタル移籍先のドイツ・ブンデスリーガのデューレンに所属している。そのデューレンが、ドイツで開催されているDVVポカールで決勝進出を果たした。
DVVポカールはドイツバレーボール協会(DVV)が主催するノックアウト方式の国内カップ戦で、今シーズンは本選が11月6日より開催され、野瀬が所属するデューレンは予選ラウンド、準々決勝と勝ち進み、11日に行われた準決勝では同じくブンデスリーガ所属のギーセンと対戦し、セットカウント3-1で勝利した。
その準決勝の試合で野瀬はスタメン起用され、すべてのセットに出場。1セット目を落とすもの、2セット目は序盤リードされていたところからデューレンが逆転してセットをとり、その勢いは止まらず3、4セット目は終始リードを保ったまま勝利を勝ち取り、2022-23シーズンぶりの決勝進出を決めた。
勝利後、野瀬は本人のXを更新し、「ドイツカップ準決勝突破して3月の決勝に進みます!ホーム開催だったので試合後にロッカーで祝杯あげたらビールかけに。。笑 後先考えない感じが最高でした!改めて応援してくださる皆さんや支えてくださる方々に感謝です」と決勝進出への喜びとファンへの感謝を、チームメイトとの祝杯の写真とともに報告した。
決勝戦は2025年3月2日に開催され、相手は2年前の決勝でデューレンが敗れ、昨年も優勝を果たし、今回3連覇を狙う強豪ベルリン・リサイクルバレー。初の優勝を目指しチームの守護神として活躍する野瀬に注目が集まる。