13日、SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の大阪ブルテオンが観戦チケットの転売行為者に対してオフィシャルファンクラブの会員資格を取消したことを報告した。

 今回、12月7日(土)と12月8日(日)にパナソニックアリーナで開催されたSVリーグ第9節の東京グレートベアーズ戦において、観戦チケットの利用規約に反する転売が明らかとなり、転売行為者に対して大阪Bオフィシャルファンクラブ「OSAKA BLUTEON CLUB」の会員資格を取消したと発表している。またSVリーグ公式チケット販売サイト「チケットV」のサービス提供者であるSVリーグとも、本件に関して情報共有と協議を行っているとしている。

 チケットV利用規約において、営利目的やチケット券面金額より高い価格での転売等は禁止されている。禁止行為で発生したトラブルに関して、大阪Bでは一切の責任を負わないとし、チケットの購入や、やむを得ずチケットを手放す際はチケットVおよび公式リセールサービスの利用を呼びかけている。

 大阪Bは禁止行為が発覚した場合の対処として、オフィシャルファンクラブ会員資格の取消、該当チケットの無効化(共に返金なし)に加え、大阪B主催試合およびイベントなどのチケット購入禁止、今シーズンのみならず、今後のシーズンもオフィシャルファンクラブへの入会不可を明記。

 また、ランダムでスタッフが本人確認(家族・友達から譲り受けた場合はその方の情報が必要)を行い、万が一、不正転売での入場が発覚した場合は退場してもらう場合があるとしており、スタッフから声をかけられた際は協力するようお願いをしている。

 今回の禁止行為発覚に伴い、1月4日、5日に行われるジェイテクトSTINGS愛知戦のチケット購入者へのお願いとして、一個人で多席種をご購入の方において、ファンクラブ事務局が事前に来場者の確認する場合があるとして理解を求めている。 

 大阪Bは転売行為に関する注意喚起だけではなく、禁止行為に対して提示した対処を取る形となった。SVリーグ男子が盛り上がりを見せ、チケットが入手困難となっている試合も多くあるが、現地に赴く際は正式な方法で手にしたチケットで観戦したい。

 

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VOLLEYBALL KING 編集部

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