令和6年度天皇杯 全日本バレーボール選手権大会 ファイナルラウンド２回戦が13日にAsueアリーナ大阪で行われた。
2回戦からは昨シーズンのV1上位8チームがシードとして登場。1回戦の勝者たちとSV.LEAGUE（SVリーグ）勢のチームたちが戦うこととなった。
Aコート1試合目は、1回戦でV.LEAGUE（Vリーグ）のつくばユナイテッドSun GAIAをフルセットの末に下した天理大学がサントリーサンバーズ大阪と対戦。サントリーが3―1で勝利した。サントリーの髙橋藍はベンチをはずれ、楠本岳との東山高校対決とはならなかったが、天理大は見事に1セットを先取して会場は大盛り上がりを見せた。
続く２試合目はVC長野トライデンツ vsジェイテクトSTINGS愛知戦が対戦。SVリーグではここまで1勝1敗だったが、STINGS愛知が強さを見せ圧倒し、3―0で勝利している。
そして３試合目は1回戦でV.LEAGUEのフラーゴラッド鹿児島にフルセットの戦いの末に勝利した中京大学がウルフドッグス名古屋に挑んだが、WD名古屋がストレートで勝利した。
最後の第4試合では、Vリーグ首位の北海道イエロースターズが広島サンダーズに挑戦。結果は広島サンダーズが強さを見せストレートで勝利を収めた。
一方、Bコート第1試合では東亜大学が東レアローズ静岡に1セットを取ったものの、3―1で東レ静岡が勝利。
第2試合では1回戦で早稲田大学に圧勝したクボタスピアーズ大阪が日本製鉄堺ブレイザーズと対戦。クボタも選手交代を駆使して攻めたものの、日鉄堺BZがSVリーグクラブの意地を見せ、ストレートで勝利している。
第3試合では東海大学が粘りを見せるも東京グレートベアーズがストレート勝ち。第4試合ではアイシンティルマーレ碧南を前回大会王者の大阪ブルテオンがストレートで下し、SVリーグ勢が強さを見せつけた。
これにより、準々決勝に残った8チームはすべてSVリーグクラブに。さらにレベルの高い勝負が期待される。明日からも目が離せない試合が続く。
◼︎令和6年度天皇杯2回戦試合結果
サントリーサンバーズ大阪 3ー1 天理大学
（25ー15、23ー25、25ー14、25ー22）
VC長野トライデンツ 0ー3 ジェイテクトSTINGS愛知
（18ー25、19ー25、８ー25）
ウルフドッグス名古屋 3ー0 中京大学
（25ー18、25ー20、25ー14）
北海道イエロースターズ 0ー3 広島サンダーズ
（17ー25、20ー25、18ー25）
東レアローズ静岡 3ー1 東亜大学
（25ー11、25ー19、21ー25、25ー20）
クボタスピアーズ大阪 ０ー３ 日本製鉄堺ブレイザーズ
（16ー25、20ー25、22ー25）
東京グレートベアーズ 3ー0 東海大学
（25ー20、25ー19、25ー19）
アイシンティルマーレ碧南 0ー3 大阪ブルテオン
（12ー25、23ー25、21ー25）
◼︎令和6年度天皇杯準々決勝対戦カード
▼12月14日（土）
サントリーサンバーズ大阪 vsジェイテクトSTINGS愛知
ウルフドッグス名古屋vs広島サンダーズ
東レアローズ静岡vs日本製鉄堺ブレイザーズ
東京グレートベアーズvs大阪ブルテオン
