15日に2024FIVBバレーボール男子世界クラブ選手権の決勝が行われ、ブラジルのクルゼイロがイタリアのトレンティーノを破り、5度目の優勝を果たした。クルゼイロの元ブラジル代表オポジット(OP)のウォレス・デ・ソウザが最優秀選手に選ばれている。
ここまで男子世界クラブ選手権を4度優勝しているクルゼイロと5度の優勝を誇るトレンティーノの対決となった決勝。予選ラウンドではフルセットの末にクルゼイロが勝利していたが、決勝もセットカウント3ー1(25ー22、20ー25、25ー16、25ー22)でクルゼイロが勝利し、5度目の優勝を果たした。
大会の最優秀選手に選ばれたのは、クルゼイロの元ブラジル代表OPのウォレス。決勝でも23得点を決めたウォレスは通算108得点大会を終え、得点ランキングでもトップに立っている。
そのウォレスは『Volleyball World』で「タイトルを獲得することは、常に最も重要なことだ。多くの人たちは、3番手か4番手のチームとして私たちを見ていた。そして、私が年齢を重ねたことで疑念を抱かれてたが、私たちは素晴らしいプレーを見せ、勝利にふさわしいチームだった」と大会を振り返っている。
また、全日程を終えて今大会の優秀選手が選ばれるドリームチームも発表されている。
■男子クラブ世界選手権ドリームチーム
MVP:ウォレス・デ・ソウザ (クルゼイロ)
最優秀セッター:マテウス・ゴンサウヴェス(クルゼイロ)
最優秀オポジット:ウォレス・デ・ソウザ (クルゼイロ)
最優秀アウトサイドヒッター:アレッサンドロ・ミキエレット (トレンティーノ) 、アリレザ・アブドルハミディ (フーラド・シルジャン)
最優秀ミドルブロッカー:ルーカス・サートカンプ(クルゼイロ)、マルコ・ペラカーニ(トレンティーノ)
最優秀リベロ:アレクサンドル・エリアス (クルゼイロ)