いよいよパリ2024オリンピック(パリ五輪)が開幕する中、Z世代(1996~2012年生まれ)の注目はバレーボールに多く注がれているようだ。
世界最大規模の世論調査会社であるイプソスは、日本を含む世界33カ国2万4531人を対象に、2024年に開催される国際的なスポーツイベントに対する意識調査を実施(調査期間は5月24日~6月7日)した。
その調査によると、日本人が関心を持っている競技TOP5について、ミレニアル世代(1980~1995年生まれ)、X世代(1966~1979年生まれ)、ベビーブーマー世代(1945~1965年生まれ)では、共通して「陸上競技」が1位に選ばれる中、Z世代では 「バレーボール」が1位となった。
さらに、ミレニアル世代でも「バレーボール」が2位、X世代では4位、ベビーブーマー世代では5位と全世代共通で高い注目を集めている。
また、日本人の今大会への関心度は40%と前回開催時よりも8ポイントアップ。大会自体への注目も上がっている。
なお、世代別での今大会への関心度は、X世代が最も多く43%、ベビーブーマー世代が41%、ミレニアル世代が37%、そしてZ世代35%という結果に。グローバル平均ではミレニアル世代の関心度が最も高く61%、X世代が59%と続き、日本とグローバル平均では真逆ともいえる傾向だった。
パリ五輪に出場するバレーボール男子日本代表とバレーボール女子日本代表は、共に先日行われたネーションズリーグで史上初の銀メダルを獲得。今大会でもメダル獲得が期待されており、大きな注目が寄せられているようだ。