大同生命SV.LEAGUE WOMEN(SVリーグ女子)の第10週の試合が4日(土)と5日(日)に行われた。

 2024ー25シーズンから装い新たに始まったSVリーグ。レギュラーシーズンは全14クラブがホーム&アウェー方式により合計44試合を行い、レギュラーシーズン上位8クラブがチャンピオンシップに進出する。

 第11週の試合では全14チーム(7カード)の試合が行われた。

 3位につける埼玉上尾メディックスは5勝11敗と負け越している岡山シーガルズと対戦。GAME1、1セット目は埼玉上尾の攻撃を決めさせず粘り強く拾った岡山が先取したが、2セット目に脅威の8連続ポイントで逆転し、流れを掴んだ埼玉上尾が取り返し、その後の3、4セットも連取し、勝利を飾った。GAME2でも同じく第1セットは岡山が先取。続く2セット目もデュースにもつれる接戦を岡山が制す。3セット目は埼玉上尾が取り返すものの、4セット目は序盤からブレイクを重ねた岡山が勝ち切った。

 年末に行われた前節で2連敗を喫しているKUROBEアクアフェアリーズは皇后杯女王のヴィクトリーナ姫路と対戦。GAME1は姫路が勝利するが、GAME2はすべてのセットで接戦になるも、ストレートでKUROBEが勝ち切り、ホームで勝利を挙げた。

©SV.LEAGUE
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 4位につけるNECレッドロケッツ川崎は、7勝11敗のクインシーズ刈谷と対戦。両日フルセットにもつれる大激戦となったが、GAME1はNEC川崎が、GAME2は刈谷がそれぞれ勝ち切り、1勝1敗とした。

 また、11勝9敗の東レアローズ滋賀は、すぐ前を走る11勝7敗の成績としているAstemoリヴァーレ茨城と対戦。GAME1ではAstemoの攻撃に苦しみストレートで敗戦するも、GAME2はホームの熱い応援の中、フルセットを見事勝ち切り、上記4つの試合はすべて1勝1敗の痛み分けという結果になった。

 そして首位の大阪マーヴェラスは、未だ白星を掴めておらず16連敗中の群馬グリーンウイングスと対戦。GAME1、GAME2共に、強さを見せつけた大阪MVが大差をつけてストレートで勝利し、群馬の大金星とはならなかった。一方、2位につけるデンソーエアリービーズは、2勝18敗のアランマーレ山形と対戦。こちらも上位チームであるデンソーがブレイクを重ね、GAME1、2共にストレートで勝利となった。

 また、SAGA久光スプリングスはPFUブルーキャッツ石川かほくと対戦し、ホームの応援のもと強さを見せたSAGA久光が両日ともストレートで勝利を飾った。

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 次戦の第11週は、11日(土)と12日(日)に埼玉上尾 vs SAGA久光、KUROBE vs 東レ滋賀、PFU vs デンソー、刈谷 vs Astemo、姫路 vs 群馬、岡山 vs A山形、NEC川崎 vs 大阪MVの7カードが行われる。

■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第11週GAME1結果

 埼玉上尾 3ー1 岡山
(19ー25、25ー20、25ー19、25ー17)

 KUROBE 1ー3 姫路
(18ー25、20ー25、25ー18、24ー26)

 大阪MV 3ー0 群馬
(25ー15、25ー16、25ー15)

 A山形 0ー3 デンソー
(20ー25、19ー25、15ー25)

 東レ滋賀 0ー3 Astemo
(12ー25、20ー25、21ー25)

 SAGA久光 3ー0 PFU
(25ー18、25ー21、25ー22)

 NEC川崎 3ー2 刈谷
(21ー25、23ー25、25ー19、25ー13、15ー9)

■大同生命SV.LEAGUE WOMEN 第11週GAME2結果

 埼玉上尾 1ー3 岡山
(20ー25、29ー31、25ー22、21ー25)

 KUROBE 3ー0 姫路
(25ー23、32ー30、25ー22)

 大阪MV 3ー0 群馬
(25ー16、25ー18、25ー14)

 A山形 0ー3 デンソー
(22ー25、17ー25、19ー25)

 東レ滋賀 3ー2 Astemo
(25ー23、15ー25、22ー25、25ー23、15ー13)

 SAGA久光 3ー0 PFU
(25ー19、25ー16、25ー22)

 NEC川崎 2ー3 刈谷
(21ー25、25ー20、25ー12、20ー25、16ー18)