2025年1月4日(土)、1月5日(日)に2024ー25 V.LEAGUE MEN(Vリーグ男子)の10週目の試合が行われた。

 今シーズンより新しくなったVリーグでは東西カンファレンス制が導入され、レギュラーシーズンは各クラブがホーム&アウェー方式により合計28試合を行い、そのうち14試合がホーム会場での試合となる。また、東地区は総当たり戦を4回ずつ計28試合、西地区は総当たり戦を2回ずつ計18試合に加えて10試合を行う。

 第10週では、東地区で富士通カワサキレッドスピリッツ vs 埼玉アザレア、レーヴィス栃木 vs 北海道イエロースターズ、長野GaRons vs 千葉ZELVAの3カード、西地区ではきんでんトリニティーブリッツ vs 奈良ドリーマーズ、ヴィアティン三重 vs アイシンティルマーレ碧南、近畿クラブスフィーダ vs 兵庫Delfino、福岡ウイニングスピリッツ vs フラーゴラッド鹿児島の4カードが行われた。

 東地区では、今季の白星が11月に行われた東京ヴェルディとの第4週GAME2のみと苦しんでいる千葉が、第9節を終えた時点で3位につける長野GRとのホームゲームに挑んだ。GAME1では千葉が大奮闘。第2、第3セットを取られたところからフルセットの激闘の末、勝利を収めた。GAME2では長野GRが意地を見せ3ー1で負けを喫したものの、千葉は格上チーム相手に白星をあげ、ホームで今季2勝目を飾った。1勝1敗とした長野GRは前節から順位を1つ落とし4位となっている。

 一方の西地区でもVリーグ男子開幕以降全敗中だった奈良が、第9節終了時点で3位のきんでん相手に大金星。GAME1は1ー3で黒星となったが、GAME2では3ー1で勝利をあげた。敵地で悲願の今季初勝利を収めた奈良は順位を8位に上げている。なお、今節1勝1敗のきんでんは4位に順位を落としている。

 その他、東地区は首位を走る北海道YSがR栃木を相手に、2位につける埼玉が富士通にアウェー戦ながら2連勝を飾り、順位をキープした。

 西地区では近畿が兵庫Dと、VT三重がアイシンとのホームゲームに挑んだ。GAME1では両カード共にフルセットの接戦となったが、それぞれ近畿とVT三重の上位チームが2勝を収める結果となった。また、F鹿児島は福岡WSとのアウェー戦で両日ストレート勝利を飾り、3位に浮上している。

 次戦の第11週は東地区での試合はなく、1月11日(土)、1月12日(日)に西地区で奈良 vs 近畿、クボタスピアーズ大阪 vs きんでん、F鹿児島 vs 大同特殊鋼知多レッドスター、アイシン vs 福岡WSの4カードが行われる。

■V.LEAGUE MEN 1月4日(土)試合結果

 ▼東地区

 富士通カワサキレッドスピリッツ 0ー3 埼玉アザレア

 (19ー25、13-25、21ー25)

 レーヴィス栃木 1ー3 北海道イエロースターズ

 (25ー22、17ー25、24ー26、23ー25)

 長野GaRons 2ー3 千葉ZELVA

 (22ー25、25ー20、25ー23、16ー25、13ー15)

 ▼西地区

 きんでんトリニティ―ブリッツ 3ー1 奈良ドリーマーズ

 (25ー18、19ー25、25ー18、25ー23) 

 ヴィアティン三重 3ー2 アイシンティルマーレ碧南

 (23ー25、25ー20、25ー22、22ー25、15ー10)

 近畿クラブスフィーダ 3ー2 兵庫Delfino

 (25ー16、33ー31、25ー27、22ー25、15ー8)

 福岡ウイニングスピリッツ 0ー3 フラーゴラッド鹿児島

 (22ー25、18ー25、14ー25)

 ■V.LEAGUE MEN 1月5日(日)試合結果

 ▼東地区

 富士通カワサキレッドスピリッツ 0ー3 埼玉アザレア

 (22ー25、21ー25、22ー25)

 レーヴィス栃木 0ー3 北海道イエロースターズ

 (16ー25、21ー25、20ー25)

 長野GaRons 3ー1 千葉ZELVA

 (25ー16、23ー25、25ー15、25ー21)

 ▼西地区

 きんでんトリニティ―ブリッツ 1ー3 奈良ドリーマーズ

 (21ー25、20ー25、25ー20、23ー25) 

 ヴィアティン三重 3ー0 アイシンティルマーレ碧南

 (25ー21、25ー17、25ー21)

 近畿クラブスフィーダ 3ー0 兵庫Delfino

 (25ー18、25ー23、25ー23)

 福岡ウイニングスピリッツ 0ー3 フラーゴラッド鹿児島

 (20ー25、14ー25、19ー25)