大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)の第12週の試合が11日(土)と12日(日)に行われた。

 2024ー25シーズンから装い新たに始まったSVリーグ。レギュラーシーズンは全10クラブがホーム&アウェー方式により合計44試合を行い、レギュラーシーズン上位6クラブがチャンピオンシップに進出する。

 第12週の試合では全10チーム(5カード)の試合が行われた。

 今節の最注目カードは前節終了時点で2位に浮上したウルフドッグス名古屋と、3位に陥落したジェイテクトSTINGS愛知の愛知ダービーだろう。16勝6敗と勝率で並ぶ両者の直接対決となった第12節は、両日ともにリーグ1位のサーブ効果率を誇るWD名古屋が、そのサーブを武器にSTINGS愛知を追い込み勝利。昨年10月に行われた第2節でSTINGS愛知に2敗を喫していたWD名古屋はホームでリベンジを果たす結果となった。

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 ここまで上位チーム相手に白星をあげてきた広島サンダーズは、第6節で両日ストレート負けを喫しているサントリーサンバーズ大阪とのアウェー戦に挑んだ。GAME1、GAME2共にデュースに持ち込むなど粘りを見せた広島THだったが、勝負所で強さを発揮したホームのサントリーが両日ストレート勝利を飾った。

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北九州開催となった日本製鉄堺ブレイザーズと大阪ブルテオンの対戦では、敵地ながら大阪Bが2連勝。第4節から数えてSVリーグ男子での両者の対戦成績は大阪Bの4戦全勝となった。前節終了時点で首位の大阪Bと7位の日鉄堺BZは共に順位をキープする形となった。

 また、第11節終了時点で5勝15敗で8位と苦戦を強いられている東レアローズ静岡は、4勝16敗で9位と同じく厳しい戦況のVC長野トライデンツと対戦。GAME1は中盤まで拮抗した展開が続く中、終盤にかけて抜け出したVC長野がストレート勝利したものの、GAME2では持ち直した東レ静岡が3ー1で白星をあげ、1勝1敗の痛み分けとした。

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 前節に続いての対戦となった東京グレートベアーズとヴォレアス北海道。前節ではアウェーの東京GBが2勝をあげている中で行われた今節、GAME1ではホームの東京GBに軍配が上がったものの、GAME2はヴォレアスが大奮闘。第1、第2セットを先取するとフルセットの末に勝利を収めた。この勝利はヴォレアスにとって10月に行われた第3節GAME2東レ静岡戦ぶり、悲願の今季2勝目となった。

ヴォレアス北海道※撮影は1月11日©SV.LEAGUE

 今節を終え、STINGS愛知とサントリーの順位が入れ替わり、サントリーが3位に浮上した。ヴォレアスが上位チームの東京GB相手に敵地で今季2勝目をあげたことにも注目だ。

 次戦第13節は1月18日(土)、1月19日(日)にヴォレアス vs サントリー、東レ静岡 vs 大阪B、広島TH vs STINGS愛知、東京GB vs 日鉄堺BZ、WD名古屋 vs VC長野の計5カードが行われる。

■大同生命SV.LEAGUE MEN 第12週GAME1結果

 サントリーサンバーズ大阪 3―0 広島サンダーズ

 (33ー31、25ー23、27ー25)

 VC長野トライデンツ 3ー0 東レアローズ静岡

 (25ー23、25ー21、29ー27)

 東京グレートベアーズ 3ー1 ヴォレアス北海道

 (25ー23、25ー22、23ー25、25ー16)

 日本製鉄堺ブレイザーズ 1ー3 大阪ブルテオン

 (16ー25、22ー25、25ー20、22ー25)

 ウルフドッグス名古屋 3ー0 ジェイテクトSTINGS愛知

 (25ー21、25ー21、25ー22)

■大同生命SV.LEAGUE MEN 第12週GAME2結果

 サントリーサンバーズ大阪 3―0 広島サンダーズ

 (25ー16、28ー26、25ー23)

 VC長野トライデンツ 1ー3 東レアローズ静岡

 (19ー25、17ー25、25ー22、23ー25)

 東京グレートベアーズ 2ー3 ヴォレアス北海道

 (20ー25、20ー25、25ー23、25ー23、12ー15)

 日本製鉄堺ブレイザーズ 0ー3 大阪ブルテオン

 (21ー25、23ー25、23ー25)

 ウルフドッグス名古屋 3ー1 ジェイテクトSTINGS愛知

 (25ー21、18ー25、25ー23、25ー18)