[写真]=大阪ブルテオン

 22日、大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ)の大阪ブルテオンが、専修大学在学中で日本代表の甲斐優斗(21)を特別指定選手として入団することを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

 甲斐優斗は専修大学在学中の身長200センチの大型アウトサイドヒッターで、2022年から日本代表にも選出され、2024年のパリオリンピックにも出場。また2024年の第77回秩父宮賜杯全日本バレーボール大学男子選手権大会(全日本インカレ)でも持ち前のサーブやスパイクでチームをけん引、専修大を初優勝に導いた。昨シーズンにはフランスのパリバレーに入団し、初の海外経験を積んで話題になったが、今シーズンの動向は明らかになっていなかった。

 そうした中、満22歳以下のバレーボール選手を対象に個人の能力に応じた環境を提供し、トップアスリートとしての成長を促すことを目的とした特別指定選手として、大阪Bに入団することに決定。クラブ公式サイトを通してコメントを発表している。

「この度、大阪ブルテオンに入団することになりました甲斐優斗です。専修大学では主将としてチームを牽引する立場にありますが、快く送り出してくれたスタッフ、チームメイトに心から感謝いたします。世界一のクラブを目指す大阪ブルテオンの一員として、自らの課題に真摯に向き合い、1日でも早くチームに貢献できるよう全力を尽くします。大阪ブルテオンのファンの皆様よろしくお願いします」

 なお、甲斐は1月下旬にチームに合流後、2月1日(土)と2日(日)にパナソニックアリーナで開催される第14節の広島サンダーズ戦からメンバー登録され、今シーズンが終了するまでチームに帯同する予定としている。