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 「MUFG SVリーグ オールスターゲーム 2024-25 石川」の男子大会が1月26日(日)にとり野菜みそ BLUECATS ARENAで行われた。

 今回はファン投票とリーグ推薦によって出場選手28名が決定し、次にキャプテンとヘッドコーチについてもファン投票を実施。その結果、キャプテンは柳田将洋(東京グレートベアーズ)と小川智大(ジェイテクトSTINGS愛知)の2名が務めることになった。なおチーム名はそれぞれ「TEAM MASA」と「TEAM TOMO」となっている。

 また両キャプテンによるドラフト会議によってメンバーが振り分けられており、「TEAM MASA」は髙橋藍(埼サントリーサンバーズ大阪)、西田有志(大阪ブルテオン)など日本代表さながらのメンバーに加え、爆発力を持つニミル・アブデルアジズ(ウルフドッグス名古屋)やトリー・デファルコ(STINGS愛知)にも注目だ。

 一方の「TEAM TOMO」は水町泰杜や高梨健太(ともにWD名古屋)、日本を代表する司令塔の関田誠大(STINGS愛知)、更にはベテランの山内晶大(大阪B)や傳田亮太(WD名古屋)など、こちらも豪華な選手陣が並ぶチーム編成となっている。

 「TEAM MASA」はアウトサイドヒッター(OH)に柳田将洋(東京グレートベアーズ)とトリー・デファルコ(ジェイテクトSTINGS愛知)、ミドルブロッカー(MB)に西本圭吾(東レアローズ静岡)と小野寺太志(サントリーサンバーズ大阪)、セッター(S)に大宅真樹(サントリーサンバーズ大阪)、オポジット(OP)にニミル・アブデルアジス(ウルフドッグス名古屋)、リベロ(L)に山本智大(大阪ブルテオン)と備一真(VC長野トライデンツ)を起用。

 対する「TEAM TOMO」はOHに高梨健太(WD名古屋)と後藤陸翔(東京GB)、MBに傳田亮太(WD名古屋)と山内晶大(大阪B)、Sに関田誠大(STINGS愛知)、OPに張育陞(ヴォレアス北海道)、Lに小川智大(STINGS愛知)と森愛樹(日本製鉄堺ブレイザーズ)を起用した。

 第1セットは「TEAM MASA」の西本のブロックポイントで始まる。柳田のスパイクや西本のノータッチエースで6ー2とリードした「TEAM MASA」は、その後もデファルコのブロック、小野寺の2連続サービスエースなどで点差を離した。追いかける「TEAM TOMO」は後藤の攻守にわたる活躍で点差を縮めたほか、セット終盤ではチャレンジに成功し得点を重ねたものの、最後はデファルコが軟打で得点し25ー16で「TEAM MASA」がこのセットを奪った。

 第2セットは「TEAM TOMO」が前に出る形となった。6ー5の場面では山内が柳田からサービスエースを奪いそこからリードを広げるかと思われたが、「TEAM MASA」はこのセット替わって入った永露元稀(大阪B)が様々な攻撃を仕掛け、互いに譲らない展開となった。その後両チームともに大きく選手交代を行い進んだゲームは、19ー19と終盤まで競り合ったものの、最後は西本のクイックが決まり「TEAM MASA」が25ー22でこのセットも連取した。

 ここまでとは異なりそれぞれの所属チームのユニフォームを着てのゲームとなった第3セットは、7ー2の場面で張のサービスエースが決まり「TEAM TOMO」が点差を6に広げた。対する「TEAM MASA」はLの備がスパイクを打つなど、オールスターゲームならではのプレーも見せた。また、オールスターゲームへの欠場を発表していた髙橋藍が線審を、髙橋健太郎が主審を務め会場が笑いに包まれる場面も見られた。髙橋健太郎主審の粋な計らいによってデュースの戦いとなったこのセットだったが、最後は相手のスパイクミスで得点し「TEAM MASA」がこのセットも取り切った。

 ■試合結果

 TEAM MASA 3ー0 TEAM TOMO

 第1セット 25ー16

 第2セット 25ー22

 第3セット 29ー27

 

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この記事を書いたのは

VOLLEYBALL KING 編集部

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