[写真]=坂口功将

 30日、ジェイテクトSTINGS愛知はトリー・デファルコが能登半島地震の義援金を寄付したことを発表した。

 25日から26日にかけて石川県かほく市のとり野菜みそ BLUECATS ARENAにて開催された「MUFG SV.LEAGUE ALL STAR GAMES 2024-25 ISHIKAWA」。昨年、能登半島地震や能登豪雨で甚大な被害を受けた石川県に対する支援を目的として行われた同大会に、デファルコはファン投票で選出されていた。

 試合当日、デファルコは東京グレートベアーズの柳田将洋がキャプテンを努めた「TEAM MASA」の選手としてスタートから出場し、豪快なプレーやお茶目な仕草で会場を魅了。見事MVPに選ばれた。

 そんなデファルコが能登半島地震の義援金を寄付したことを所属チームのSTINGS愛知が発表した。会期中に被災地支援の取り組みとして実施されたバレーボール教室や募金活動等に参加し、地元石川県の方との交流を介して被災地への思いを深め、今回の義援金の寄付に至ったという。なお、義援金はSV.LEAGUEを通して石川県内の被災地へ寄付される予定だとしている。

 デファルコは義援金の寄付について以下の通りコメントを発表している。

「今回のALL STAR GAMESが支援を必要とする被災地域で開催されたことは、本イベントの最も素晴らしい点のひとつでした」

「試合当日に参加させていただいた募金活動では多くの方々の温かい想いに触れ、大変感動するとともに、自分自身もぜひ協力させていただきたいという強い気持ちが芽生えました」

「この度MVPを受賞したことを受け、この栄誉を被災地のために捧げるべく、義援金を寄付させていただくことが最もふさわしい形と考えました」