大同生命SV.LEAGUE MEN(SVリーグ男子)第14節GAME1、サントリーサンバーズ大阪とジェイテクトSTINGS愛知の対戦がおおきにアリーナ舞洲で2月1日(土)に行われた。
7連勝中で2位につけるサントリーと、4位につけるSINGS愛知の上位同士の対戦となった。前回の対戦では1勝1敗としている。
サントリーは、アウトサイドヒッター(OH)にデアルマス・アラインと髙橋藍、ミドルブロッカー(MB)に柏田樹と佐藤謙次、セッター(S)に大宅真樹、オポジット(OP)にドミトリー・ムセルスキー、リベロ(L)に藤中颯志をスタメンに起用した。
一方のSTINGS愛知はOHにリカルド・ルカレッリ・ソウザと藤原直也、MBに村山豪と髙橋健太郎、Sに関田誠大、OPにトリー・デファルコ、Lに小川智大をスタメンに起用した。
第1セット序盤、ムセルスキーの高いブロックで先に前に出たのはサントリー。守備からの切り返しや、サーブで崩されても得点に繋げ、さらにアラインのサービスエースでサントリーが8ー4と4点差をつける。追いかけるSTINGS愛知はミドルの攻撃を絡めて得点を重ねるも、ブレイクが奪えずその点差を詰められない。大宅のツーアタックや、粘り強くブロックタッチを取り攻撃に繋げるサントリーが23ー13と10点差をつける。終盤粘りを見せるSTINGS愛知だったが、最後はムセルスキーがブロックアウトを取り、25ー17でサントリーが先取する。
続く第2セット序盤、入りは拮抗した展開となるが、1セット目に続きサービスエースを取ったアラインの得点からブレイクしたサントリーが7ー4とリードする。さらに、大宅の前に落とす効果的なサーブから再びブレイクに繋げたサントリーのペースで試合が進み、12ー6とその点差を広げる。しかし中盤、STINGS愛知は村山の強烈なサービスエース、髙橋健太郎のブロックなどで徐々に点差を詰め、16ー14と2点差まで詰め寄り、終盤にはチャレンジの成功、藤原のサービスエース、そして村山のサーブで乱しブロックで仕留めたSTINGS愛知がついに21ー21と同点に追いつく。さらに直後にサントリーのスパイクがミスとなり逆転に成功。デュースにもつれ、STINGS愛知はデファルコを中心に攻撃を重ねるが、デファルコのフェイントをブロックしたサントリーがブレイクし再び前に出る。そして最後は髙橋藍のサービスエースが決まり、29ー27でサントリーが連取する。
注目の第3セット序盤、ルカレッリの好ディグでラリーを制したSTINGS愛知が僅かに先行する。しかし、デファルコ、村山の攻撃を連続で2本ブロックした髙橋藍の活躍で10ー9とサントリーが逆転に成功。さらに自身でもスパイクを決める。後がないSTINGS愛知だったが、アラインに本日3本目のサービスエースを決められるなどして点差を引き離される。その後もサントリーがSTINGS愛知に流れを渡さず、最後はムセルスキーのスパイクが決まり、25ー20でこのセットを取り、ストレートでの勝利となった。
試合を通して、終始相手に流れを渡さず、サーブで攻めブロックで仕留める、そしてブロックタッチを巧く取って攻撃に持っていきブレイクを重ねたサントリーがGAME1を制し、この勝利で8連勝とした。一方のSTINGS愛知は、2セット目に先にセットポイントを掴んだにもかかわらず逆転されセットを取れず、その後も流れを掴み切れず悔しい敗戦となった。次戦のGAME2も2日(日)に同会場で12:05から試合開始となる。
■試合結果
サントリー 3ー0 STINGS愛知
第1セット 25ー17
第2セット 29ー27
第3セット 25ー20